20210725
おはよう世界
気づけば隣に座ってた君
カメラを向ければほほえみ
ふとしたとき 窓の外を見る
その横顔 静かでも遠くて
明日がないと思って生きる
明日も生きられるようにする
この2つのバランスがむつかしい
幼少期 傷付き
我を忘れ 怒りに溺れ
自分を隠すのに必死で
でも外の世界は見たくて
のど元過ぎれば 熱さ忘れ
今となっては 生きやすく
体も軽く 深く呼吸、して
隣を見ると 寝てる君
今もなお もがいてる君
手を伸ばすも 触れられず
隣にいるのに こんなにも遠くに
処方箋 なくて当然
苦しみはその人だけのもの
いつ どうやって だれと どこで
わかることはただ一つ
「絶対 その日は来る」
君の顔に降り注ぐ
太陽の光
その光景を拝むため
今日も窓の外に吊るす
てるてる坊主