エリー

物語の中に住んでいます。

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最近の記事

闇を闇としておいておくこと

先日、こんなことを書いた。 “私にはちょっとした「クセ」がある。「世話をする人」の役割を引き受けようとする。” あらかじめ言っておくと、この話に結論はなく、どこにも行かない。 美しいものが好きだ。醜悪なものを避けようとする。両方自分の中に、確かにあるのに、この二つを区別して、もしくは、そういう目で分けようとする。 ひょっとしたら、この文章も、そういう行為なのかもしれない。

    • 安心できる場所があったんだろうか

      ふと、自分の人生で、安心できる場所があったんだろうか、と思う。 この寂しさの感情は、今起こっているんだろうか。もしくは、過去の記憶だろうか。 小さい頃、母に手をひかれて、母の実家に里帰りした。お正月だから、いつもの帰省である。特段の事情はない。 ただ、前にも書いたかもしれないが、私の父は私が1歳の時に病気で亡くなり、私たちは父方の実家で、祖母、つまり母から見て姑と暮らしていた。母と祖母の間には、ずっと緊張感みたいなものが流れていたように思う。 そんな緊張感を意識したの

      • 森と、馬と。

        10年前、U理論という本に出会った。 その頃、わたしは、iPhone アプリの会社を立ち上げたばかりだった。 私の二度目の挑戦だった。 でも、この二度目の挑戦を語るには、一度目の方も語らなくてはいけない。 そして、その前の歴史も。 この世の中は どうやってできているんだろう。小さい頃から、夜空を見上げるのが好きだった。 星の向こうに何があるんだろう。そんなことを考えたこともあったけど、何も考えず、ただ頭の中を真っ白にして、夜空を見上げることそのものが好きだったのかもし

        • 私の身体

          前回、私が1歳とちょっとで、父が亡くなった、という話を書きました。 でも、父の死因は、まだ書いていませんでした。 病死でした。 大動脈弁閉鎖不全症とか、弁膜症とか、そんな病名だったように思います。母によると、普段の生活でもよく横になって休むことがあったらしいと。 今から思うと、マルファン症候群と呼ばれる病気だったんだろうと思っています。 なぜか。 父と私の体は繋がっているからです。 この病気は、全身の結合組織に異常が現れる遺伝性の疾患で、1896 年にフランスのア

          自己紹介

          どう自己紹介したらいいのか、わからない。 自分だけが特別だとは思っていないけれど、でもやっぱりユニークな人生を送っていると思う。だから、肩書きとか、自分を表す言葉が、なかなかしっくりこない。 でも、これまでの中でいくつか気に入った肩書きはある。 ・アントレプレナー / Entrepreneur  ・エバンジェリスト / Evangelist ・キュレーター / Curator ・聴く人 ・メディスンマン / Medicine-man ・シャーマン / Shaman まあ

          自己紹介

          二日目

          昨日、始めた、note。 どうやったら、続くだろう? 気負わないこと、続けようと思わないこと。 書くことが気持ちいいと感じるように、正直な心境を吐露すること。 自分の闇を認め、闇のままで受け入れてあげること。 闇を白くしないことなんで闇のことを書いているだろう。 きっと、書きたいんだろう。 私にはちょっとした「クセ」がある。 「世話をする人」の役割を引き受けようとする。 この本の中にこんなことが書かれている。 「世話する人」の役をしているということは、対等のパート

          note、 始めました。

          4月中旬。冷やし中華にはまだ早いけど、「冷やし中華始めました」的なノリで、始めてみようと思います。 これまで、何度かこういった文章を書こうとしたことがあるのですが、あまり続いたことがありません。どこか気負った気持ちがあったのか、書いてみてもしっくりこなかったのです。 しかし、最近知り合った友人の note がとても自然体で読みやすく、こんな風に、そよ風が吹くように文章をしたためることができたらいいなあ、と思ったことと、いろんな人とメッセンジャーでやりとりしているときに、そ

          note、 始めました。