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農業次世代人材投資資金採択まで①

「新規就農のやつ取ったか?」

先輩農家さんから発せられる言葉である。


ここで言う 新規就農のやつ=農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金) であり簡単に言うと、農業を始める人が最長5年間 最大150万円 交付されるというものだ。※詳細 農水省のページ等要確認


まず圃場(畑・田 等)がある市町村役場へと向かう。

総合案内で新規就農の件で相談したい〜 と伝えるか、事前に電話相談等するとスムーズかと思われます。


一連の説明が行われた後、

大切な税金が使われるので、対象の新規就農者には農業をすることでのリスクがある状況でなければならない と念を押される。


私の場合、実家では祖父・父ともに兼業農家であり 役所からは設備や栽培技術等が継承される(リスクは少ない)であろうということから対象になるのは難しいと判断された…

その後しばらく熊本県内様々な農家さんやネットでいろんな農家さんを見学させて頂いた中で、大規模な農業への興味が非常に出てきていることもあった。


私のふるさとは「THE中山間地域」と呼べる場所であり決して大規模でやられている農家さんは多くない。(むしろ中山間地域特有の小さい農地でどれだけ収益をあげられるかに特化している文化がある。ハウス栽培等)


加えて、高齢化が顕著に進んでおり 後継者も非常に少ない。つまり畑の担い手がいないのである。


よって大規模化のライバルが少ないうえに、大規模化の要素(畑を比較的簡単に借りられる可能性がある)ことからチャンスは大きいと考えた。


そんなことを考えているところに、役所から入電。


①これまで(家族が)取り組んだことのない品目を植える

②既存の販売ルートを使わない

上記2点をもって経営リスクを負うことから申請可能かもしれない。とのアドバイスを頂く。

(一枚あたりの畑の面積が狭く作業性に乏しく、鳥獣害・害虫のオンパレードの中山間地域で農業をやること自体が経営の大きなリスクであり、さらに2つのリスクを背負うのは絶望的では?と個人的には思ったのはここだけのお話。)※間違った思想であるとすればご意見頂きたい。



申請への兆しが出てきたところで、

今回はここまで。


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