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コロナ騒動にて人生の転換
騒動と言うと少し大袈裟かもしれないが、2020年1月、横浜港におけるダイヤモンドプリンセス号から始まった一連のコロナ感染、クラスター、陽性報道の数々。本当に一つの大きな出来事だったと思う。
2020年3月には緊急事態宣言なるものが発令され、学校は休校。企業も一部を除き、休業。その後はオンラインでの業務や講義が行われるようになった。ドラッグストアではマスク、アルコール、ガーゼ、脱脂綿などが不足。マスクがないものだから手作りマスクの動画を上げる方が多くいた。いわゆる「安部のマスク」なるものも配布。しまいには、トイレットペーパーやティッシュペーパーまで品不足。普段300円くらいのマスクが2000円とか、メルカリではとんでもない値がついていた。昭和の時代のオイルショック?か!
2020年の4月終わりから未知なるウイルスに対して病院側も今までにないこととして慎重になっていたと思う。私の住む神奈川県は緊急事態宣言の中、多くの店、施設が休業していた。伊勢佐木町は人っ子1人いない。。。私は誰もいない伊勢佐木町の通りを歩いていた。気持ち良かった。当時は皆、従順だった。
そんな中、仕事帰りに私は自転車で転倒。怪我をした。かなりの大出血。事故をした場所は総合病院の前だった。だが、その頃の総合病院はコロナ患者を受け入れるにあたり、一般患者はよほどでない限り気軽に入れなかった。個人病院の皮膚科や外科は休業中。ということで、多少化膿はしていたものの、イソジンを塗って(アルコールが品切れとは。。。)自力、根性で治した。その時に思ったのだ。もしかして、自分は病院、薬にすぐに頼りすぎていたのかもしれないと。
自慢ではないが、独り暮らしをするようになり(21歳より)、かなりの市販薬を飲んでいたと思う。生理の時は必ず、バファリンだのイブだの飲んで。で、なぜか頭痛が酷くなり、毎日大量の頭痛薬を飲んだ。すると胃が痛くなるので胃薬を。酒を飲みすぎたり、車に酔うでは吐き気止めを。結婚してからは正社員でなくなった事もあり、病院のデパートを。近くの病院は殆ど行っている。行かないのは耳鼻科くらいだろう。
それがコロナ騒動で病院に気軽に行けなくなってしまった。病院も待合室の席は空けて座るように、不要不急の外出は。云々などもあり。めんどくさく感じたのであった。精神科などはオンライン診察で薬を郵送してくれないかな、と思い始めてもいた。そして、そんな時に「薬を断つ、減らす」という考えを持った方たちに出会ったのだ。実際に断薬に成功したカウンセラーの方であったり、医師、その他の方たちだ。もしかして、生理の時に生理痛が酷かったのは電車や店や会社の中が冷房で身体が冷えたからではないか?クーラーって何?と言うような田舎に住んでいた(自慢じゃないが私が生まれた時には電気がなかった)時には生理痛なんかなかった。痛いから薬を飲む。で、生理痛の時に気軽に飲む薬は鎮痛剤として頭痛や関節などが痛い時、高熱の時にも飲む薬である。つまり、熱を冷ます、身体を冷やすのだ。独身時代の食生活。それがあまりにも酷かったことにも気づいた。
もしかしたら、薬なしでも平気なのじゃないか?少しずつではあったが、辞めていった。精神科に通院も辞めた。そう状態を抑えるデパケンは辞めた。特に他の方の言うような「禁断症状」はなかった。頭痛薬もよほどの事がない限り飲まない。市販の胃薬も飲まない。風邪薬も飲まない。
そして。。。以前は35℃くらいであった平熱が36.5℃ほどになった。便秘薬も捨てた。薬に頼ると自力で出せなくなるのだ。吐きたいとか、お腹が痛いなどは身体のサインであることを知っていった。薬を飲み、一時的に症状を抑えてドカ食いする。こんな日々であったが、お腹が痛いのは食べすぎなのだから、食べないで休む。これを実行してみた。吐きたいのならトイレで吐いたらよい。猫が草を食べて毛玉を吐く姿から理解した。
近藤誠先生は2日くらい寝なくても死なないと著書に書かれていた。睡眠導入剤を服用し無理に寝る必要はないのだ、と。Twitterで流れてくるツイートには「睡眠薬が効いてきたからおやすみー」など多い。日本人は案外気軽に飲んでいるようだ。どこの科でも出してもらえるのもあるかもしれない。
コロナワクチン接種については個々人の考えがあるので、書かないが、安易に薬に頼ること。それについては反省した。自己免疫力を下げているのだ。
自分の身体を医師任せにしない。又、心は自分のもの。カウンセラーに依存しない。自分自身で治し、選択、考えていきたい。