私の考え~読書記録247~
2020年に発行された国際政治学者・三浦瑠麗氏のコラムを加筆修正して編集された本である。
率直に言うと、「朝まで生テレビ」の話ばかりだったなの読後感であった。
三浦瑠麗氏が、田原総一朗氏を信頼しているのだな、と伺えた。
田原総一朗さんを措いて、この番組を「らしく」できる人はいない。田原さんは番組内でつい、自分の思いのたけをぶちまけてしまう。彼は司会者なのだが、審判のような仕事だけではなく、自身もパネリストとしてバッターボックスに立ちたいのだろう。(本書より)
このような内容の本で、専門の国際政治などの類はなく、ワイドナショーに出演した、フジテレビに、だの、日頃の軽いブログのようなものだ。
夫によくナイーブだと言われる。人をなかなか嫌いになれない。本当にいやだったはずのことをすぐに忘れてしまう。いい人ぶっているようだが、人の欠点ばかりが見えてしまうソーシャルメディアの時代にこそ、生きやすい性格なのかもしれない。(あとがきから)
他の著書でも、こちらでも夫から受けた影響というのがわかる。今の彼女を作ったのは清志氏なのだろう。
今後は、どうなるのか。わからないが。