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大和路の旅 その1

10月6日から9日まで3泊日の奈良大和路への旅。
のんびり、ゆっくりが出来ないのが悲しい私の性格・・・
重いリュックを背負って、電車やバスの時間を気にしながら走るううう。
ということで、第一日目。


自宅を6時前に出発!新横浜駅から京都までの新幹線の中で五木寛之先生の本を読みながら予習を。
と言いつつ、アカン。眠くて。。。

気が付いたら、そこは京都。

京都駅からは近鉄戦が速いし、便利なのだ。
各駅停車か急行で行こうと思っていたのだが、なんとまあ!各駅停車と急行は、思いっきり混んでるじゃあないかあ、
駅員さんに「特急の方が速い」と言われ、うううむ。沢山廻りたいしなあ。
出来れば電車やバスでは座りたいな、と特急指定席券購入。
大和八木まで行き、桜井駅に。

桜井駅でJRに乗換。三輪駅に。


奈良って、何が名物よー?食べる物わからないー。とか前日までブツブツ言っていた私であったが、新幹線内で読んだ五木寛之先生の著書に、桜井市にある長谷寺参道での三輪そうめんの話が出ており。
おおおお!三輪そうめんだったか。と気づくのであった。
三輪駅前にある三輪大神神社参道には三輪そうめんの店が幾つもある。食堂ではなく、そうめん販売の店も含めてだが。
ということで、朝から食べていないのと、多分、日曜日のこの混雑は絶対に神社の参拝後にお昼だろう、と判断して、11時頃にお独り様ランチを。
暑い。早くも汗だくの日には、冷たいそうめんが美味しい。
それから、いつも行く回転寿司では、さび抜きなもんで。久々に、ワサビたっぷりの美味しい寿司を食べた。

三輪大神神社へ。
この御神木が素晴らしい。
日本で最古の神社なのだ。


桜井市のあちこちで見かけた「ふし」。
奈良駅や京都駅でも三輪そうめんは販売されているのだが、上品な土産用であり、切れ端は扱わない。
よって、これは買い。


桜井駅に戻り、近鉄戦で室生口大野駅に。

目指すは、女人高野と昔から言われる室生寺だ。
イエーイ!この旅、初のお寺やで。
バスの本数はあまりないので、Yahoo!路線情報をチェック。
ピッタリのバスに出逢えて感謝。

室生寺のバス停で降りて暫く歩く。
既にカエデが色づき始めていた。

こちらの橋本屋さん。
有名な写真家の土門拳氏が連泊された宿だ。室生寺の目の前にある。


橋本屋から室生寺へと渡る橋。雪の降った日は又素晴らしいらしい。
この橋でつまずいて、尻もちをついた婆さんの私・・・
周りは、名物のヨモギ餅屋さんがずらり。
ああ!食べるの忘れてしまった。


山奥の中にある女人高野。昔のお寺は女性は入れず。それでも仏にすがりたい。そんな女たちの為のお寺であります。
お寺の中のお堂などよりも周りの吉野杉が目を惹きます。

次はと。龍穴神社にと。ここから500mほどなのに、Googleマップの指示によれば、徒歩8時間とな!
どういう遠回りをさせるんやーー。
土産屋さんや橋本屋別館の人に確認。バス路線沿いをそのまま歩くシンプルな道、と。

5分で到着!ついでに帰りのバスの時刻を確認。
奈良市内はともかく、他は本数が少ない。

苔むした鳥居が歴史を感じる。吉野杉は人の寿命なんかを乗り越えてる。
素晴らしい世界だ。


バスで近鉄・室生口大野駅に戻り長谷寺駅に。
そう!その名が示す通り、真言宗豊山派総本山長谷寺がある。
リュックも重いし、長谷寺近くの宿の方に駅まで迎えに来ていただき、身軽な恰好で長谷寺と、その周辺に。

とうとう来たね・・・


長谷寺の奥の末寺にいるタビちゃん。可愛い。

受付から本堂までの石段は、段差が小さすぎるというか、歩数を狭くするか1段ぬかしにするかしないと疲れる。多分、もう少し年齢がいったら丁度よいのかもしれない。

全国の末寺の団体受付場所になる。
あ、世田谷区の勝国寺さん。意気投合して、長谷寺に行くように勧めた所だわ。

参道で買った焼きもち。店頭で焼いてくれたそれが美味しい。


さあ、宿へ。
部屋で独りで食べる食事なり。昔からの長谷寺詣りの人の為の宿なのだろう。スタッフはよく心得ており、気配りは素晴らしかった。

ということで、10時には熟睡。翌日は6時前には起きて、長谷寺の勤行なのだ。


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