アメリカ銃の秘密~読書記録459~
アメリカ銃の秘密 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (翻訳), 国弘 喜美代 (翻訳)
NYで華々しく幕を上げたロデオ・ショー。大スターのホーンが、大勢のカウボーイたちを率いて颯爽と馬に乗って登場。天に向かって一斉に銃声をとどろかせた瞬間、ホーンの体は馬上から滑り落ちた。クイーン警視とエラリーは、すぐさま会場を封鎖するが、凶器はどこにも見つからない。2万人の大観衆が見守る中、いかにして犯行は為されたのか。そして全く同じ状況で第2の殺人が起こり...!?大人気“国名シリーズ”第6弾!
やはり、本格物、読者を意識していると言ったら、エラリー・クィーンが一番だな、と今回も思った。
読者への挑戦状において私は負けてしまった。
え?兇器の銃をそこに隠す?イヤ、わからなかったな。
そして、映画製作会社社員で銃に詳しく腕も良い、エラリーの助けをした人が犯人じゃないか?と思う私の予想は全く裏切られた。
あえて、犯人が誰かは書かない。