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ピーター流生き方のすすめ~読書記録139~

数学者であり、大道芸人である、ピーターフランクル氏の書。
中高生向けの軽い哲学書である。

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中高生向けに書かれた本であるゆえ、これから大学、仕事等を決める若者向けなのだが、大人が読んでも十分に教えられる本であった。

ピーターフランクルは戦後のハンガリー生まれであるが、お父様はユダヤ人であり、時代的にナチスからの迫害を受けていた世代だった。

この本の主題であるが
「自分の人生の主役は自分」
ということだ。

自分の人生という舞台の主役は、どこかの野球チームでもサッカーチームでもサッカー選手でもなく、ましてやダウンタウンやアイドルでもない。

それはどういう事かと言うと、時間の使い方。テレビ、ネット、携帯電話などが常にオン状態で縛られてはいまいか?

とにかく、オフラインの時間を作るのだ。
テレビは録画する。ニュースを生放送で観たとしても、本当に大きなニュースは毎日あるものではない。早送りして観るのもよいだろう。

パソコン、携帯電話の電源を切ってしまう時間を作ること。
今の時代は、メールが頻繁に来るが、本当にそのメールすべてが重用だろうか?

私は、本を読みながら、自分の少し前の過去をも想い出していた。
You tubeのオンライン参加、Twitterのスペース、などなど。
その媒体との付き合い方である。

例えば、Twitterで相互フォローの方から夜中の1時、2時にスペースという、皆で集まり会話する機能に参加してくれと何回かメールをいただいたのだが(マスクなしで集会を開催する計画の反社会的活動であったと今は思う)、当時、スペースは録音機能はなく、You tubeやツイキャスと違い、コメント参加は出来ず、当然、1時間なら1時間、それに費やすことになる。
何となく、暇だから、眠れないから誰か、眠れない人と話すか・・・
そんな気持ちでいる人が多いのかもしれないが、私は疑問を抱きつつあった。
又、You tubeでのオンライン討論やら、ZOOMなど。
今思うと、自分の時間を無駄にしていたなと言う気がしてならないのだ。
You tubeなどは、既に録画されているものを飛ばしながら観ればいいものであるし。
生放送であると、その時の場の雰囲気に流されてしまう事がかなりある。
後で観る事により、冷静な気持ちで自分が選択した方法を取れると思った。

私の失敗談として、自分が暇だからと、相互フォロー企画で知り合った方たちをTwitterスペースに招待したが、誰も参加せず。
その時に招待した方たちのグループからはブロックされた。
これは「相手の時間を奪う行為」をした私が悪かったのだ。

自分の人生の主役は自分であるが、他人にもそれは言えることで、相手を支配したいとか思ってはならないのだ。


色々な好みなどもあるが、すべては「主観」であること。決して、抽象的に捉えてはならないのだ。
例えば、「日本で一番美しい山は富士山」。これが定説になっているが、富士山を観た事がない人もいるだろう。
地元の山に美しさを感じる人もいる。

数学者・藤原正彦氏の著書をあげて、自分の国を誉めるのは良いが、他国をけなすのはどうか、と言われているが、本当にそう思う。
イギリスの紅茶文化など、紅茶が好きな日本人は多いので、藤原正彦さんは随分失礼な方だなと思う。
かなりなネトウヨなのだと思うのだが、山好きな私は作家・新田次郎のファンでもあるので、ちと息子にはガッカリした。
「愛国心」とは、どのようなものか。わかりやすく書かれてあった。

私なりに決めたこととしては、Twitterのスペース機能には参加しない。
テレビのニュースなども後から飛ばしながら観る(うちの東芝製テレビは1週間ならタイムシフトで過去番組が観られるのだ)。
You tubeは録画されているものを。
暇な時は読書。(ツイキャスの朗読も含め)
note、インスタグラム、You tubeなどなど、スマホではなくパソコンから。
スマホにゲームアプリは入れない。
そんな所だろうか。






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