田中角栄所の山門 東京都北区 真言宗豊山派平塚山城官寺 私の百寺巡礼247
城官寺は、三代将軍徳川家光の病を治して信頼を得た山川城官貞久がこの寺に入り、平塚神社ともども再興したとされます。徳川家の侍医・多紀桂山一族の墓があり、東京都指定史跡となっています。(北区ページより)
山門にかかげられた「平塚山」は、城官寺三百年を記念して書かれた当時の内閣総理大臣 田中角栄氏の筆によるもの。
御朱印は本堂の前に書置きで用意されたものを自分で日付を記入する形だ。
ずっとお寺を廻り思ったのは、お寺は個人の家という感じがしてしまい、声をかけるよりも、こんな形の方がありがたく感じるのだ。
本堂の前のツツジが美しい。
可愛い猫の像。
北区も猫が多いなと感じたのだ。
平塚山とあるが、すぐ目の前に「おかしな刑事」のドラマによく出る平塚神社がある。明治維新の神仏分離令までは、平塚神社の別当だったのだろう。
田中角栄氏が内閣総理大臣の時に、山門の字を書いたということであるが、真言宗寺院では田中角栄氏の話を聞く事が多い。
田中角栄の達筆な字に見惚れつつも、今の増税総理はどうなんだろう?と比較してしまうのだった。
ツツジ共に 過去から今へ 手を合わせ
真言宗豊山派平塚山城官寺
東京都北区上中里1-42-8
JR京浜東北線・上中里駅より徒歩3分