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緋色の研究~読書記録178~

コナン・ドイルの名作と言えば!そう!シャーロック・ホームズ!
イヤイヤ。世に「探偵小説」というジャンルを生み出した作品と言ってもいいであろう。

中高時代に殆どの作品は読んだのだが、今新たに読み返すと、おおお!という発見もある。


やはり、書かれた順序通りに読む方がいいらしい。

さて、訳者の各務三郎氏であるが、シャーロック・ホームズの研究書なども日本に紹介されておられる。
雑誌ミステリーマガジンの編集長もされたいた。
マーロウ探偵でお馴染みのチャンドラーの訳も出されている。

そして、この作品。
モルモン教の怖さが伝わってくるわけだ。勝手に結婚相手を決められ、代表に背く者は当然。。。
やはり、カルトなんだよね。斉藤由貴には悪いが。

この本は2部構成になっており、2部の方は「犯人の独白」だ。
反抗に至るまでの経緯、恨み、復讐、何故にひどい事をした人たちが裁かれずに堂々と生きているのか?

そこで私がリンクしたのが「金田一少年の事件簿」であった。
あの作品も「犯人の心理」を細やかに描いている。
謎はすべて解けちまった。
シャーロック・ホームズが原点なんだな、と。

そして、「相棒」の杉下右京さん。
杉下警部の他の人が見逃す所が気になる所。
やはり、シャーロック・ホームズが原点なんだな。

そして、改めて想うのだった。
私は、警察の組織操作が主体の小説やドラマよりも、1人の有能な探偵が登場するミステリーが好きだなと。

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