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山奥の秘湯温泉へ 栃木県奥鬼怒温泉郷 加仁湯

栃木市で行われる五木寛之先生の講演会の際に、どこかに宿泊。どうせなら温泉宿がいいな、と鬼怒川温泉を予約していたのであったが。
友人からのメールで急遽そちらをキャンセル。
申しわけない。次回、行きます。
新たに予約したのが、加仁湯であった。


鬼怒川温泉駅から路線バスで約2時間。1570円。でもって、終点からは未舗装路の宿の送迎バスと。
一応、山奥の秘湯であるし、バスの本数は少ないのだが、鬼怒川温泉駅で路線バスに乗れれば、あとは楽なのだ。


宿入口の足湯。濁り湯で熱め。この辺りは、趣味でトレッキングをする人も多く、この足湯はもちろん、日帰り入浴も有難いようだ。

夕ご飯は、山の幸を活かしたものであった。地の物を使う、というのかな。魚料理も岩魚など。
食事は時間が決められており、宿泊者は一堂に食堂で、ということなのだが、私以外は、4室8名であった。
キャンセルが多かったようなのだ。
あー、もったいないね。私の場合、たまたま電話に出られた方が
「もったいないから来なさい」と言ってくださったから
「よし!行くぞ!」となったのだろう。

廊下に配置されているのは熊のはく製。職業マタギもいる山奥であり、当然、熊は出る。
熊除け鈴はお勧めだ。


翌朝は晴天であった。朝6時前に外に出ると、空気が気持ち良い。

野天風呂から観える景色


温泉場に生えるキャラブキ


温泉場に生える露草

キャンセル客が多かった為だろうか?
夕食の席で、他のお客様が「ここって、満室だと70人くらいらしいよ」と言われていた。
それが9人とな。
24時間入浴可の温泉。
女性用の野天風呂は専用にあるのだが、男性用は基本的に混浴となっている。女性は、その際、タオルを入れてもいいらしい。
とはいうものの・・・
まあ、私みたいな婆さんを性欲の対象として見る男性はいないとわかっているものの・・・
やはり、混浴は苦手。ついでに言うと、女性の大浴場も出来れば、独りで浸かりたい。

という我儘三昧な私であったが、今回は、夜、朝と、混浴風呂も独りでゆったりと。
想像以上に広い野天風呂でした。
ついでに言うと、女性風呂もお独り様。✌
混浴風呂の方が濁り度は強いようで、女性用は、やや透明な感じだ。


やはり、旅館の自販機って高いね。宿の地下水が美味しいのでそちらを飲むのであった。
それから、自宅からペットボトル持参。
ケチケチ旅行ですうう。はいいい。


朝ごはんも、やはり地の物で。
温泉の湯を使った、お粥。美味しい。身体に良さそう。

せっかく晴れているし、未舗装路のガタゴト揺れる車は苦手なのでバス停まで歩くことにしたのであった。


そして、恒例の~!
温泉タオル集め。さあ!ロゴは入っているかな?
入ってました!

今度は台風シーズンではない時に絶対に行きたい。往復をバス停から歩き、自然を謳歌したい。

今回は、宿そのものを楽しんだ旅であった。

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