茅葺屋根の禅寺 川崎市高津区 曹洞宗青龍山円福寺 私の百寺巡礼226
前日までにGoogleで調べたリストには入っていなかった、偶然通りがかりに見つけた禅寺がここ円福寺だ。
円福寺は、益田駿河守満榮(永禄元年1558年没、法名圓福寺量海宗無)が開基となり、大永2年(1522)に創建、僧雪點(雪點・雪天、天正4年1576年寂)が開山したという。
道路から観えるのは、この入口のみ。え?天満宮?
進んで行った山門は見事な茅葺屋根である。
おおおお!山門といい、この整備された砂地といい、まさに禅寺!!
急な石段を囲むは竹林。別世界に入った?か!
広いお寺の庭のこちらの石段を上がると天満宮となる。石段の下の御朱印所は、円福寺ではなく天満宮の御朱印所なのだ。残念ながら、当日は人がおらず、頂けなかった。
こちらは観音堂。
これでもか!というくらい敷地が広い。
そして、山門から墓地に行くまでの道に幾つもの羅漢像が置かれている。数えてはいないが相当な数だった。
羅漢とは悟りを得た聖人の事。その像が墓地まで案内してくれる。
なんとも意味深い!と思うのは私だけだろうか。
偶然、立ち入った場所で感動する私は単純な人間なのだろう。
曹洞宗青龍山円福寺
川崎市高津区下作延7-10-1
東急線溝口駅より徒歩10分 JR南武線津田山駅より徒歩5分