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10万個の子宮~読書記録454~

10万個の子宮:あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか  2018年 村中 璃子 (著)

日本人初の快挙、ジョン・マドックス賞受賞!
日本では2011年から公的補助が始まり、2013年4月には定期接種となった子宮頸がんワクチン。しかしそのわずか2ヵ月後、国は積極的な接種の推奨を一時見合わせた。ワクチンを打った少女の親たちから、けいれんや記憶力低下など、神経の異常を思わせる症状がわが子に始まったとの訴えが起こったためだ。その後、ワクチンが症状の原因という科学的根拠は見つからず、ワクチンの安全性と効果が国際的にも確立されたにもかかわらず、日本ではワクチン接種の見合わせは継続されたままだ。
現役の医師でありジャーナリストでもある著者は、3年にわたり、被害を訴える少女や親、症状から回復した女性、複数の診療科の医療関係者、行政関係者などへ膨大な取材を行ってきた。少女たちの身体の症状が本当に訴えていたこととは──。サイエンスにもとづき、子宮頸がんワクチン問題の背景と日本社会の闇に切り込んだ、衝撃のノンフィクション。


この本の内容も、だいたいはXなどでわかってしまうものである。
取材にしても、彼女なりの主観が入っていると感じる。

被害を訴える母子に対して、「ワクチンが原因ではない」と、その事を強く主張する感じがするのだ。
実際にはどうなのか?

実際は、取材と言っても、このようなものだったらしい。
後には、裁判ともなっているのだ。


これが、少し離れた目線で観た感想ではないのだろうか。

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