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俳句まとめ 2024年9月
ホトカミやらインスタやらに投稿したもののまとめです。
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女郎花 導く先には 大師様
別名・女郎花のお寺。長瀞町の真性寺さんです。
秋の七草寺巡りの1つです。
田舎に暮らしていた頃は女郎花は、ごく当たり前にその辺で見かける花であった。ただ漢字が面白いなというだけのことだった。
「をみな」は女性のことで、古くは美人、佳人の意味です。 「へし」は「圧(へ)す」の連用形なので、美人を圧倒するほど美しいという意味で、この名がついたとされています。 また、同科で白い花を咲かせる男郎花(オトコエシ)は、花の色が白く地味で,茎や葉は女郎花より大きく男性的な感じがすることから命名されたと言われています。
女郎花の大きさに圧倒された。
多分、自宅で育てることは出来ないだろう。こうやって、山の中の寺に来て観るからこその感動があるのだ。
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彼岸花 見上ぐる山に 何見るぞ
長瀞・宝登山下にある不動寺。別名・撫子寺の一角です。
残念ながら撫子は虫にやられてしまいましたが、白い彼岸花の傍に佇み、遠くの山を観る素晴らしさ。
不動寺は、いつ来ても味わいがあります。
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深き山 お大師偲ぶ 葛の花
長瀞・秋の七草寺の1つ、遍照寺さんに参拝しました・
とにかく、山の中、バイクも自転車もムリだろうという道を歩いて行く。
気を付けないと、転びます。
葛の寺と言われるだけあり、都会では見ることの出来ない見事な葛であった。
普段はどうなのかはわからないが、秋の七草寺巡りの時は、檀家さんが対応してくださるのだ。
本当に気持ちの良い方たちで、この場所にずっといたくなる。
深き山。真言宗は密教とも言われるので、このような車が入れない場所が相応しいのであろうと思った。
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萩の花 御大師覆う 長瀞よ
長瀞秋の七草寺巡り。
洞昌院は、別名「萩寺」と呼ばれている。
平安時代後期に開基し、現在の御住職で46代目となる歴史深い寺院。
ご本尊は、金運・商売繁盛のご利益があるという不動明王。
炎の力で魔を焼き払い、現世利益をかなえると信仰を集める、仏様の化身です。
洞昌院の本尊である不動明王は、弘法大師作とも伝わる歴史深いもので、
神仏混淆の古くからのまつり方で奉安されています。
神奈川の「川崎大師」や千葉の「成田山新勝寺」、東京「目黒不動尊」など、
4都県にまたがる「関東三十六不動霊場」のひとつに数えられています。
(秩父のパンフレットより)
Googleマップの案内も見ていたのだが、萩の花の香りと遠くに見える鮮やかな装い。
動物的な感で持って、近道を。
見事な紅白の萩の花が迎えてくれたのであった。
こちらでは日頃、萩の花を見ないからであろうか。萩と言えば、お彼岸に食べるおやつのような、そんな感覚しか持たないでいたのだった。
とにかく、その株の量に圧倒されるのだ。満開の花に囲まれた御大師様に手を合わせる。
秋の七草寺巡りの時には、檀家さんの協力の元、賑やかさが増す七草寺。ここ、萩寺が一番であったような気がする。
対応してくださった方々は、本当に話の弾む方たちであった。
「真言宗は色んな宗派があるけれども、(長瀞町宝登山神社の下の不動寺は、真言宗醍醐派である)何々派が一番だと主張しないで、真言宗だったらどこの寺院も素晴らしい」
私と同じ意見である。高野山真言宗だ、智山派だ、醍醐派だと分かれてはいるが、根っこは同じだ。
それよりも、萩の花の素晴らしさに目を奪われ、秩父願い石のシトリンを購入するのを忘れてしまった。
5月には先代萩が咲き誇るらしい。
それを楽しみに又行こう。
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百日紅 鎌倉令和と 繋ぐ縁
龍口法難後および身延山より池上への途次に日蓮聖人が御休息された霊跡。龍ノ口刑場で斬首のための刀が折れ処刑を免れた日蓮聖人は、龍口法難後、依知の本間重連公の館に向かっていました。しかし、折れた刀の刀匠鈴木弥太郎貞勝公は、刑場の奇蹟に畏敬の念が止みかたく、自邸に日蓮聖人の御休息を乞い御教化を願いました。そして、帰依して円教坊と名を改めたといいます。
旧く歴史のあるお寺です。
座間神社の帰りに日蓮聖人像を見かけ、この像を管理している神社は?
と思い参拝しました。
像のある公園から寺院まで遠い…
法華塚と共にある日蓮聖人の像は米国ベースキャンプの隣にありました。
古い歴史があるのでしょうが、それをかき消されるかのような、米軍基地の音に悲しくなりました。
紅、白。2本の百日紅が素敵でした。
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秋桑無き ベースキャンプに ペット様
座間神社が管理しています。
読み方がわからず、座間神社の宮司さんにお聴きいたしました。
「いぬねこ神社」とのこと。ペットの健康、安全を祈願する神社です。
更にお聴きすると、昔はこの辺りは桑畑が多く、元々は「蚕神社」だったのだそうです。
養蚕業の祈願ですね。
それが、今は養蚕業をする人もいなくなり。
ついでに言うと、その桑畑は米国ベースキャンプになっております。
犬と猫の神社となったそうです。
うちの猫だけでなく、仲良くしている人たちの猫の健康長寿をお願いしました。