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懐かしの弘法大師様 埼玉県小鹿野町 真言宗豊山派菩薩寺 私の百寺巡礼26

西武秩父駅から西武バスを乗り継ぎ、山奥へと。

8:06にバス停に到着!

まだ紫陽花が咲いていた。
田舎ではよく見かける秋海棠(シュウカイドウ)の花。


折り返しのバスが来るまで30分。だが、目指すお寺は目の前なのでとても嬉しい。

いきなり、沢山のシェパード犬の吠え声でのお迎えに、こちらも応戦。
「なんやー、お前ら。負けないぞー」

Googleマップによると、「埼玉県警察犬訓練所」となっている。
地元の人に聞いたところ、
「寺の娘(40代)が始めた」とのこと。
秩父での山の遭難には行くそうなのだが、鼻はジミーちゃん以下・・・・


こちらは「合格の鐘」という。

何故に「合格の鐘」?
ダムにより消えてしまった集落が合角と言った。「かっかく」と読むのだが、地元民でない人には正しく読めないであろう。「ごうかく」と読む人が多いかもしれない。
こちらの寺は、かつてその合角に住んでいた人たちが多く檀家となっていた。そこから「合格の鐘」は来ている。

ここに名前のある人の多くは、今は遠い地に住んでいる。


何もかも懐かしい。子供の時、まだダムが出来る前に住んでいた家は、こちらの檀家であった。
祖父から聴いていた弘法大師様伝説は、ここの弘法大師様像なのだ。

こちらは真言宗豊山派の寺であり、豊山派というと、豊島区にある護国寺だ。僧侶の孫が現在護国寺で修行をしているとの事。


こちらに行ったのは、もちろん懐かしの弘法大師様に会いたい、懐かしの故郷を訪れたいという気持ちもあった。
けれども、もう1つの目的があったのだ。
昔、世話になった元小鹿野町町長さんのお墓があるかな、と行ったのだ。
一応、檀家だし、と。
2つ先のバス停にある自宅敷地内に墓はあるんよ、と、住職の奥さん。 自宅敷地内に墓があると固定資産税が取られる、寺の墓地なら取られない。その理論で訪ねたのだが。
残念だが、流石に今回は諦めるしか・・・

足腰守護の神仏とあるが、険しい山登りなのだ。足腰は強くなるであろう。
バスの時間の都合で行けず。。。

8:41のバスに乗り遅れたら大変だ。
という事で、懐かしの地をに別れを告げたのであった。

真言宗豊山派菩薩寺
埼玉県秩父郡小鹿野町日尾1693
西武秩父駅より小鹿野車庫行で小鹿野役場に。(30分間)そこで、倉尾線に乗り換え、20分。日尾のバス停下車。バス停の目の前。

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