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上杉鷹山と米沢 ~読書記録458~
上杉鷹山と米沢 小関 悠一郎
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窮乏する米沢藩を、類まれなリーダーシップで改革し、当時から「明君」と称えられた上杉鷹山。なぜその思想と行動は現在まで評価され続けるのか? 藩の立て直しにかけた生涯とゆかりの地をたどり、改革の本質に迫る。
上杉鷹山はどういう人物であったか?
その前に、その当時の時代背景というものが大きいと思う。
私は、これまで単純に「江戸時代は良かったな。ペリー来なくて良かったんじゃね?」などと思っていたのだ。
ところが、なんと!
江戸時代から地域格差はあったのか。田舎から江戸に出て行く人も多く、暮らしも格差があった。
大名、幕府は世襲制であるから民衆の苦しみなどわからない。
そして、当時の米沢藩もそうであるが、地方は苦しかったようだ。
江戸時代は百姓一揆が多かった。何故か?本当に苦しいから。
と考えると、令和の時代、「生活が苦しい」などと言っている人のどのくらいが本当に苦しいのか、と思えてくる。
そんな中での上杉鷹山がされた事。これぞ、民衆を想う政治家の在り方だったのだ。
と、思うのは、今現在、上杉鷹山のような政治家はいるのか?
パフォーマンスばかりでいないと思う。
そして、公明党以外の政治家には、是非とも上杉鷹山や武田信玄ら。自分の国の民を大事にされた人の姿を知って欲しいと思うのであった。
小関 悠一郎(こせき ゆういちろう、1977年 - )は、日本の歴史学者、千葉大学教授、千葉市文化財保護審議会会長。日本近世史専攻。徳川記念財団徳川奨励賞受賞。
小関先生は、山形県出身。米沢市の高校を卒業されている。
他にも上杉鷹山の著書を書かれている。
郷土愛を感じた。