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本は10冊同時に読め~読書記録352~

2008年、実業家で元日本マイクロソフト株式会社社長でもあった成毛眞氏の著書。

本は最後まで読む必要はない、仕事とは直接関係のない本を読め、読書メモはとるな―これまでの読書術の常識を覆す、画期的読書術!あらゆるジャンルの本からの情報を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれる。「すき間時間」で本を読むことで、集中力が増す。どこを読み飛ばすのかを判断していくことで、決断力と情報収集力が身につく。本を10冊同時に読めば、10倍人生が面白くなる。

成毛/眞
1955年、北海道生まれ。中央大学卒業後、自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、86年、マイクロソフト株式会社に入社。91年、同社代表取締役社長就任。2000年に退社後、株式会社インスパイアを設立。製造業をはじめとする企業に対し、投資コンサルティング業務を行う。ビジネス界きっての読書家として知られており、多くの新聞・雑誌に書評を寄せている。


これは、思考、やるべき順位などを改めさせてくれる本である。
著者は日本マイクロソフトの社長にまでなられた方であるから、そこまではとても目指せないが、本を読む力、方法を教えられた。
私たちは、生きている間というか、認知症や老眼が酷くなりすぎて本が読めなくなるまでに、世界中にある本全てを読み切れるわけではない。だから、あとどれくらい時間が残されているのか。そんな逆計算をしてみる。
本を読む事を優先にすると、当然他の事を何か辞めなければならない。
著者は隙間時間で読む事を書かれていたが、現代日本人の多くは隙間時間にはスマホをいじっているのではないだろうか。
満員電車、バスなどで文庫本を広げる余裕がない時には仕方ないが(行先の地図を知りたい事もある)、新幹線であと1時間半はのんびり、なんて時は本を読むチャンスではないか。

並列して本を読む。過去の自分を本当に恥ずかしく思う事もある。私は自分で言うのもなんだが読書好きだ。色んな本を読んでいた。20歳までは。
それが、キリスト教信者になり、キリスト教関連の本ばかりになってしまったのだ。本当にあの時間の自分を責めたい。
神父、牧師、神学生などを視ると、偏っているなあ、と思う人が多い。それは同じ系統の本しか読んでいないからだろう。立花隆先生のように、色々な思想の本を読むべきなのだ。

ネットを観ていても、偏っている人が多いなと思う。右の人、左の人。どちらも、自分が支持する系統の本しか読んでいないからだろう。


成毛眞氏の著書を読む直前に、偶然?この動画を観たのだが、私の言いたい事をよく言ってくれました!の動画であった。

実を言うと、私はだいぶ前からXには疲れている。どこかのグループに所属しないといけないような雰囲気は、まあ日本だからなのかもしれないが。
そんなに疲れ、落ち込むなら、その時間を読書にあてたほうがよっぽどいい。
そんなふうに私を励ましてくれる本でもあった。

だが、私は経営者とかではない。又、自由に好きな本を読みたい派だし、味わい深い本はある。
だから、ツイキャスにて音読もしていくつもりだ。

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