トイレの神さま 沼津市 臨済宗妙心寺派蓬莱山祥雲寺 私の百寺巡礼217
駅で言うと、原駅ではなく片浜駅になる。白隠禅師の里から少し離れた所にある臨済宗寺院だ。
臨済宗祥雲寺は1558年建立の歴史あるお寺。 開放感のある境内には座れるところもあります。 祥雲寺は薬師如来と、東司(トイレね)の神様である烏枢沙摩明王(ウスサマミョウオウ)が祀られています。
このお掃除をする小僧さんの後ろにあるのがトイレなのだが、こちらにトイレの神さまが祀られている。
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう、梵: Ucchuṣma)は、密教における明王の一尊である。「烏枢瑟摩」「烏蒭沙摩」「烏瑟娑摩」「烏枢沙摩」とも表記される。真言宗・天台宗・禅宗・日蓮宗などの諸宗派で信仰される。台密では五大明王の一尊である。日蓮宗では「烏蒭沙摩明王」の表記を用い、火神・厠の神として信仰される。「うすしまみょうおう」とも呼ばれる。
つまり、不浄の神さま。清める力を持つ神さま。なのだ。
不浄の神さまを祀っているからか?伽藍、本堂、共々、とても丁寧に管理されていた。
こちらの心も清められ、よし!帰宅したら自宅掃除しなくては!と思う寺院であった。
臨済宗妙心寺派蓬莱山祥雲寺
静岡県沼津市今沢307
東海道線片浜駅より徒歩5分
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