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『ほんとにあった! 呪いのビデオ』41
毎度のことながら、どこまで観たかはリストを確認しながら録画リストを漁りました。
制作年は2011年。東日本大震災の年ですが、この巻の発売タイミングはその直前のようです(2011年3月4日発売)。
日本の大きな転換点となった震災なので、この前と後ではこういうリアリティホラー作品のあり方も随分変わったんだろうなぁと邪推しています。
収録されているのは、『クラシックバレエ』、『ひとりかくれんぼ』、『霊域』、『巨女』、『アメリカの友人』、シリーズ監視カメラ『残像霊』、『出生祝い』、『パントマイム』。
『ひとりかくれんぼ』というのは、この頃に某巨大掲示板のいわゆる「オカルト板」で流行った降霊術のようなもの。漠然とした記憶によれば、深夜にテレビを砂嵐の状態にしてつけっぱなしにしておき、お風呂場で何か儀式めいたことをして、霊とかくれんぼをする、という内容だったと思います。
砂嵐はアナログテレビ時代のものなので、今ではできませんが、アナログ電波終了が2011年なのでちょうどその過渡期に生まれた都市伝説のひとつだったのかもしれません。
全体的に、長編にはなりそうにない単発ものの印象です。