久ヶ原湯さん(大田区)
月末月初と確定申告に追われ、
やっと今月初の銭湯に行けました!
今回は、うちからバスで行ける久ヶ原湯さん。
駅からだと、どこからも遠いのですが、
バス停からだと徒歩1分くらいです。
HPはないようなので、
大田浴場連合会というところのを貼っておきます。
やらないといけないこともあって、
あんまり遠くには行けない、
でも行ったことのない銭湯に行きたい!
と思っていた私。
よくGoogle mapで、星4つ位上ついてる
銭湯を探すのですが、たまたまそれに引っかかったのが
久ヶ原湯さん。
正直ノーマークだったのですが、
期待を遥かに上回る充実銭湯でした!!!
よかったこといっぱいです。
1. お風呂の種類が多い
入り口にも書いてありますが、
浴室内に足湯、ジェットバス2種、炭酸泉、黒湯温泉と、
お風呂だけでもいろいろあります。
電気風呂もあり、けっこう強めで気に入りました。
普通のお風呂も広め。
炭酸泉は、レモンの香りの回でした。
そこまでしっかり炭酸の泡は感じられなかったけど、
お風呂の温度は38℃くらいのぬるめで入りやすかったです。
炭酸泉の浴槽からは、富士山と鶴のタイル画がきれいに見えました。
黒湯はそれだけで書きたいので後ほど。
2. スチームサウナとサウナ
お風呂後にまずスチームサウナに入ったのですが、
座るところがあっつい!!笑
何も知らずに座ったところ、坐骨近辺がやばそうだったので、
何事もなかったかのように頭に巻いてたタオルを敷きました。
が、それでもだんだん熱い。笑
他の方はサウナ用のビート板(?)を敷いたりしてて、
これスチームサウナで使ってよかったのかぁーと。
(後からみたら、ちゃんと
スチームサウナ用って書いてありました。
逆に普通のサウナは使わなくていいぽいです)
それ以外は、広さも温度もスチーム感も楽しめました。
スチームサウナは無料(入浴料に含まれる)です。
サウナの方は有料で、券売機で+サウナの券を買うと
受付で袋付きサウナセットをもらえます。
サウナセットに鍵とサウナマットが入ってて、
サウナはこちらのサウナマットだけあれば十分でした。
全体的にきれいなのですが、
特にサウナはとてもきれいだなぁと感じました。
ピンク岩塩が中に置いてあって、
超高温の室内で何がどういいのかはわかりませんが、
そういうものもあるんだなぁと岩塩を眺めていました。
110℃くらいの温度設定で、
1段目がL字、一部2段目もあって
詰めれば8人くらい入れそうな感じ。
別料金で地元の銭湯ということもあって、
こういうところのサウナはほぼ独占できるのがいい!
中ではラジオが流れていました。
サウナの外には水風呂があり、20℃弱くらいの
優しめ温度設定でした。
3. 黒湯温泉ゾーン
今回私がハマったのはこちら!!
入り口の右手にあって、最初気付きませんでしたが、
1人用の壺風呂が目に入ったので、
奥に入ってみると、壺風呂が2つ、
さらに奥にもお風呂が2つありました。
壺風呂は水風呂で、奥の1つは黒湯の熱湯、
もう1つは黒湯のぬる湯でした。
奥まった少し狭目の洞窟的空間!!
脱衣所の横にあって、実は入り口のスライドドアを閉めると
蒸気もこもって、洞窟感がましましになります。
熱湯の方は45℃弱くらいで、かなり熱いはず。
なのですが、サウナに入ったからか、全然はいれる。
ぬる湯は40℃くらいだったので、
他のお風呂よりは高めの温度なのですが、
ずっと入っていたい心地よいぬるま湯。
壺の水風呂は、こちらも20℃くらいの入りやすい温度なので、
正直この可能空間だけで無限ループできます。
サウナ後の水風呂も、せっかくなら1人占めできる
壺風呂がいい!
ということで、この洞窟黒湯温泉ゾーンをかなり満喫。
ぬる湯の奥には、浴室内唯一の椅子があり、大人気でした。
私も一回座ることができて、もう立ちたくないくらい
まどろむことができました。
銭湯が好き、でもそれが温泉だとめちゃくちゃ好き、
という公式が見事に成立する場所でした。
4.その他もろもろ
お風呂から上がって、軽く身体を拭いてから
脱衣所の椅子に座ってぼーっとしていると、
足がまだらになっていました。
「これが、整うと現れるというあれ
(サウナ界隈で「あまみ」と呼ばれるもの)か…」
などと思いながら、
黒湯温泉ゾーンに入り浸って熱っていたので
長めに湯冷まししました。
ドライヤーは3分20円のものが一台の他、
持ち込みもOKらしい。
持ち込みドライヤー用のコンセントは一つだけだったのですが、
地元の人に優しい設計だなぁと感心しました。
髪を乾かしていると、隣で持ち込みドライヤーで
髪を乾かし始めたおばあちゃんに
「きれいな髪ねぇ」と話しかけられました。
(後頭部までインナーカラーをしてるのでそのことみたいでした)
髪を乾かしながらいろんなお話をして、
私の祖母くらいの年代のおばあちゃんたちだと分かりました。
最終的に、本当に特に何も言ってないのに
「いくら顔が良くても中身が大事!いい人いるわよ!」
という話で落ち着きました。
心に刻みます。
帰り際に挨拶したら、
「また来てね」
と言ってくれました。嬉しい。
地元の銭湯は、こういうおばあちゃんがいっぱいいて、
テレビの話や旦那さんの話などいろんなお話しをしていて、
勝手に聞いてるのも楽しいのですが、
交流が生まれたのが今回特に楽しかったです。
割と家から近いし、またお会いできたらいいなぁ。
ということで、特に黒湯温泉とおばあちゃんたちとの
会話が楽しかった久ヶ原湯さんでした。