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委託買取ってアンフェアな気がするんだが
個人や小さな会社からブランドを作って発信している場合、また、そうでない場合もそうだけど、悩みは販路だと思うんです。
いくら自由にネットを介して販売できる方法があるとはいえ、本物を見て納得して買うのと、ネットショップでは大なり小なりの不安や違いは出てきます。
一定の知名度やが出てくるとポップアップ展開の話なども出てくるでしょう。
ネット限定ということを売りにしているのなら関係ない話かもしれませんが、対面での販売等も視野に入れている場合、店舗での販売は新規顧客の獲得や、既存のファンと直接関わることができるチャンスでもあります。
期間限定展開/ポップアップ展開となると、基本的な取引条件として掛け率というものが出てきます。
いわゆる、売り上げの〇〇%は店舗側で貰いますね・・・的な感じです。
※詳しい率は商材や店舗によっても違うので差し控えます。
その多くが売り上げ仕入れの方法で、売れた分だけ仕入れたことにしまっせという考え方です。いわゆる「消化仕入れ」とか「売り上げ仕入れ」と言われるものです。
そして売り場に常設していく商品に関しても同じことをやる場合があります。それが「委託買取」
たとえば、
・100点の商品を仕入れました。
・100点分の代金は支払われました。
・50点売れて、50点は売れ残りました。
・売れ残った在庫は返品して、その分の代金はされる。
こんな感じ。
納品した商品が売り切れになってしまえば良いですが、
そんなことはほとんどなく、多くの場合がこの返品返金処理を行っているんです。
売れなかった商品=不良品、的な扱いですよね。
しかも、投入した商品に関しては、バイヤーの意見や意向が反映された商品の場合が多く、ブランド側が押し付けた商品でない場合も多々あるということを知っておかなければなりません。
ビジネスとして、在庫は持たずに利益を積み上げていけるならこんなに良いことはないですが、片方だけにリスクを負わせる方法はいかがなものかと思います。
ブランド側も納品した商品が返品にんる前提で価格の設定をしていますし、
だとしても返ってきた商品は処理しきれない場合もあって、頭を悩ませる大きな要因になっています。
前述したように、期間限定のお試し展開であれば、出た結果に対しての対応で良いかと思いますが、言ってみればレギュラー商品として展開するのであれば、売る側の買取でやるべきではないでしょうか。
たとえは変かもしれませんが、コンビニで500円弁当を買って、
「半分しか食べられなかったから、残った分を返すから250円返金して」
と言っても通じないでしょう。それと一緒なんじゃないですか?
というと、仕組みがわかってないとか、怒られるのかもしれませんが、
大体こんな感じだと思います。
こういった部分で、考えないといけないことってたくさんあると思うし、
長く当たり前だった商習慣を変えていかないといけないと思います。
そういった意味では、
条件は色々あるにしても、
基本的な取引としては、
買取でなきゃ・・・と考えます。
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