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鍼灸師のための必須英語表現

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積聚会通信No.90より掲載の「鍼灸師のための必須英語表現」を掲載。英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹氏の執筆。
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#積聚治療

第9回 既往歴に出てくる言葉を英語で言うと?/ 鍼灸師のための必須英語表現

英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹 積聚会通信No.100 2021年1月号 掲載 「既往歴に出てくる言葉を英語で言うと?」   今回は思者さんの既往歴に出てきそうな言葉を紹介していきます。   僕は積聚会のボストンセミナーや東京セミナーに参加させてもらったことがあるのですが、その際にアメリカ側の受講生を1人選んで実際の治療をするデモンストレーションの時間がありました。患者役の方に既往歴や健康状態を聞くのですが、アメリカ人と日本人では食生活や生活環境も違うので、既往

第5回 痛い以外の症状を英語で表すと?/ 鍼灸師のための必須英語表現

英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹 積聚会通信No.95 2019年10月号 掲載 前回は主訴や痛みを表す表現を紹介しました。今回も引き続き patient の症状を表す表現を見ていきましょう。 痛い以外にもいろいろな症状がありますよね。例えば、どこかがかゆい、ひりひりする、という言葉があります。かゆいは、itchy と言います。ひりひりするは sore です。sore を使った表現としては、他にも sore throat(ひりひりする喉の痛み)や sore mu

第4回 いろいろな痛みを英語で現すると?/ 鍼灸師のための必須英語表現

英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹 積聚会通信No.94 2019年7月号 掲載 さて、今回からは、問診票( medical interview sheet )に出てくるような英語表現を見ていきましょう。 まず、一番大事なのは「主訴」ですね。主訴は英語で何というかご存知でしょうか? 訴えるという漢字を使っていますが、英語では全然違う印象の言葉になります。答えは main complaint です。complaint は、元々は不満という意味です。ちょっと話はそれま

第2回 「治療の予約は reservation じゃない!?」 / 鍼灸師のための必須英語表現

英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹 積聚会通信No.91 2018年10月号掲載 外国人が増えている昨今の日本ですが、なかなか英語が通じる鍼灸院も少ないですよね。英語で治療が受けられることで外国人の patients に人気の治療院になる可能性もあります。 第一段階として、英語の看板を出しておく必要がありますが、今回はそれに関するものです。 まずは、治療院という単語ですが、これは clinic になります。カタカナにもなっていますが、hospital は総合病院