“DIE with ZERO”とジョブズの最後の言葉
がんが見つかってから死を身近に感じるようになった。死ぬ気はないのだが。ノルウェイの森でも「死は生に内在されている」とか、「死」というキーワードが頭をチラホラしている。
今は逆説的ではあるかもしれないが「死への恐怖」ではなく、「生とは何か」という方向へベクトルが向いている。とりわけ「価値ある生とは何か」ということ。
その意味で、最近読んだ「Die with Zero」という本は「年齢とお金と経験値」を至極真っ当に言い当ててる本だ。
死ぬときに残るのは思い出だけだ
金なんて残しても意味がない
経験を買い(創り)貯蓄ゼロで死ぬのがよい
若いうちは兎に角金を経験に使え
年老いたら金があっても経験ができないしコスト高になる
若いうちから金を貯め込むなんて馬鹿なことはやめろ
みたいなことだ。
スティーブ・ジョブズも最後の言葉で同じようなことを言っていたのを思い出した。ビジネスの名声は、死には何の意味もない。思い出を作れと。
これまで兎に角、仕事や会社への貢献を第一に過ごしてきた。とりわけこの10年は。その甲斐あって、会社から評価もされ若くして海外のマーケティング部長抜擢された。
がんになって思うのは、だから何だ?ということ。もっと個人的なこと、家族や友人に時間を使うべきだと改めて思う。あとは、自分自身のため。
今夜は雨が降っているから少し患部が痛む。
明日は晴れるといいな。