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ゆるく語りたくて|嵐『アレルギー』

悩んではいないけど、私はアレルギー体質です。
季節ごとにくる花粉、動物の毛、ハウスダスト、ウリ科、生海鮮などさまざま。

目が痒くなったり、喉や口の周りが痒くなったり、何だか気持ち悪くなる時もありますね。

なので、その日の体調によっても症状は変わってくるのですが、基本的にはアレルギー物質を避けて過ごしています。


しかし、アレルギーだからその物質が嫌いかと言われるとそうでも無いんです。
例えば、動物。私は動物全般大好きです。特に犬や猫、ハムスターなどお家でも飼える動物さんはもう毎日のように癒し動画を見ては目がハートになります。
こんなに好きなのに、近くで走り回られたり、舐められたりされてしまうともうアレルギー反応が出るので、切ない気持ちになるのです…

なるべく動物を避けて、見ているだけのそんな私ですが、それでもきゅるるんとした目でこちらを見られると、撫でたいし、顔を近づけてコミュニケーションをとりたいと思う。

ぁぁぁ。なんともどかしいのでしょう。

生海鮮だって、本当は食べたーい!
お寿司もお刺身も、海鮮丼だって、本当は食べたくて仕方ないのです。

と、リアルなアレルギーについて話してみましたが、ようやくここで今回語りたかった音楽について登場させます。(前置き長すぎる問題)

嵐の「アレルギー」

1作目のアルバム『ARASHI NO.1 〜嵐は嵐を呼ぶ〜』に収録されていた曲です。
タイトルだけ見ると何だこれ?となるかもしれないのですが、ポップで可愛らしいメロディーで好きな1曲。

ドウシテモノミコメナイ 僕らは平凡 難しい理論
ドウシテモトケコメナイ 甘く見えて 厄介な社会

嵐/アレルギー

食物アレルギーの事かと思いきや、社会に対するアレルギーを発症しているのです!
やや。これは分かるぞ…という気持ちになりました。

社会に出てみて、本当にたくさんの価値観が存在しながら、自分にはどうしても相容れない考えにも出会ってきました。
「なぜこの人は、こういう考えにしか至れないのだろう」
「この人と話すと、緊張して耐えられない」

このような経験は、誰しもあったりするのでしょうか?
社会は人で成り立っているからこそ、アレルギー反応のように無理と思ってしまうこともあると改めて感じました。

やっぱ僕とは少し違うや…。
宝物も全然違うや…。

やっぱ僕とは少し違うや…。
探し物も全然違うや…。

嵐/アレルギー(一部抜粋)

最後はこのような歌詞で終わるのですが、人それぞれが自分にとっての素敵な生き方を模索している様子がリアルに伝わります。


日々社会で生きている中で、「やっぱり何か違う」という違和感を薄々でも感じているならば、それは自分にとって間違っていない大切な感覚なのかもしれません。
その違和感を紐解いていくのが、人生であり、ここでいう社会に対するアレルギー反応が少しでも出ない環境に身を置く事が対策だと私は思います。

食べ物や自然へのアレルギーだけでない、目には見えにくい社会に対するアレルギー反応が存在していたなんて。

どうか皆さんが、健康体で過ごしていかれることを願っております。
機会があれば、ぜひ嵐の「アレルギー」聞いてみてください!

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