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【ヨーロッパの思い出】スイスのマッターホルンに登りたいというゆずれない願いは叶うのか

どうも鮭田です。
波乱の前日が終わり、今日はいよいよ最終日。
もう帰らないともう散財しすぎたので笑っても泣いても今日が最後なのですが
なんとしてもこの旅の目的を達成したかったのです・・・
「マッターホルンに登りたい!!!!!」

いくらフランスからだと日本の皆様よりも行きやすいとはいえエクスペンシブなこんな土地にひょいひょいと行けるわけがありません。

朝起きたら割といい感じに晴れていました。
清々しい空気ィ!!!!!

山がちゃんと見える!!!これは行けるのではと期待。

街へ出てマッターホルンを確認!

朝焼けを受けて神々しく、そして清々しいマッターホルンさま
わたしの求めていたマッターホルン様はこんな感じよ!!!

だがしかし、世の中そんな甘くはなかったのです。
昨日までの雨の影響の増水で帰りの電車もマッターホルンへの電車、グラナード鉄道も運休見合わせとなり、最悪の事態。

日本語訳のスクショしか残って無いんだけど。。。ツェルマットから外の世界への唯一の電車がこれ。


家にも帰れないしマッターホルンにも登れない。。。。。
神様っていないんですかね?いないです。

でもぶっちゃけツェルマット
街自体小さいのでそんなに行くとこないんですよ。。。
しかし!相方が別ルートの情報を入手してくれました。
それは…スネ毛じゃなくてスネガ展望台!!!!

標高2288mのマッターホルンを中心に山々が連なる絶景が気軽に楽しめる人気のスポット!
ツェルマットの村からもすぐ行けて地下を走るケーブルカーでわずか3分で絶景が楽しめるスポットがあるというのです。
もうどうせマッターホルンには登れないし家にも帰れやしない。
せっかくなので行ってみましょう!ということですぐ向かいました。
地下からのケーブルカーの乗車するのですが
途中景色見えるんかなって期待してたけど
全っ然見えません!!!!!!wwww

しかし、登った先には…
めっちゃくちゃのどかで広大な景色が…..!!!!!!

こんな感じの景色が360度だぜ?
写真では伝わらないこの素晴らしさよ・・・


朝作ってきたサンドイッチ。絶景を見ながらいただきます。
やっぱグリコっしょ(大阪人の血)

360度スイスの山々が見れる絶景!!!!!
実はレストランもあり食事をしながらマッターホルンを眺めることができるという
素晴らしい場所でした。
マッターホルンに登ることはできなかったけど
ずっと眺めていられる贅沢な景色よ。

この右のレストランがマッターホルンを見ながら食事できると有名らしい。


そして周りを見渡すとほぼ全員日本人だったwwwwww
まじで日本人多杉。
ヨーロッパに来てパリより多いのでは?と思う日本人の多さよ。
ヨーロッパへの海外旅行って日本人からすると
休暇や金銭面でもハードルが高いとは思うけど
でもそれだけ人生で一度は行きたいと思わせる場所なんだなって感じました。
ちなみに少し険しいですがマウンテンバイクを借りて降りることもできました。


斜度があると登りずらいけれども頑張って登ると神秘的な場所がたくさん。
少し降りると湖もありましてこれがまた素敵な場所でした。

前にもユングフラウヨッホ行った時も思ったことがあります。
山を見に行くって当然ながら電車があったとしても
自分の足で歩くことが多いんですよね。
今回のスネガはなだらかな場所も多かったですが
少し岩山の部分に行く方が
より山肌を険しさや素晴らしさを感じたりすることができます。
なのでできればできるだけ若い時に行くことをおすすめします。
体力がある時に行く方がより体が軽いので
行ける場所は増えるんです。
でも年を重ねてからも行けないわけじゃないし
行きたいと思ったら行くべきだと思います。

スネガでゆっくりして
さぁ降りたらもしかしたら帰る電車復旧してるかも!!!
なんて心おだやかに街に戻ったのですが
厳しい現実がわたしたちを現実に戻しましたね。
帰る電車、動かない…(笑)

気が気でない気持ちで味わえないのに高いピザ(笑)
スイスに来ても毎度チーズとサラミばっか食ってるわけにもいかないのでピザ

今だから笑っていえますが
正直この時いつまで動かないのかがわからず
街中地元民も観光客もパニックです。
この電車が動かなければどうしようもないしもう一泊泊まるしかないのかも…
と思いつつ泊まっていたホテルにスーツケースを預かってもらっていたので
とりあえずホテルに向かいました。
ホテルに着くとオーナーともう1人宿泊客のおじさんが
カウンターで困っている雰囲気。
多分わたしたちと同じ状況で帰れないんだろうな、なんて思いつつ
オーナーにも相談。
ちょうどネットで状況を確認していたみたいで教えてくれたのですが
ツェルマットからは1本しかこの地を出れる鉄道がなく、
その線路に土砂崩れが発生し通れなくなっているとのこと。
まだ雨も降っていたり状況が悪く、復旧作業も思ったように進まないと…。
ただ明日なら復旧するかも知れないなと。
もう1泊するしかないよなぁって思っていたのですが
目の前に神様がいたんですよ。
オーナーがもう1泊無料で泊まっていきなって言ってくれたんです!!!
まだベッドメイキング入ってないし、今日来るはずのお客さんも
こっちに来れなくなったことで幸いわたしたちの泊まった部屋は空いてると。
なんて優しいんだよ…
海外に来てつくづく思うことがあるのですがみんなとても優しいんですよね。
日本人より優しいよほんと(笑)
カウンターに座ってたおじも同様に1泊泊めてもらってました。

ホテルの入り口入るといきなり鹿が挨拶してくる

そんなこんなで次の日は無事電車は動いたのですが
土砂崩れの手前の駅までは電車で行きました。
そこから次の駅までは臨時バスが出ていたのですが
めちゃくちゃ手際悪すぎてめっちゃ待たされるし
乗ったバスも激混み。

わかりにくいけどめっちゃ人いてやばかった。。。


なのにマナーの悪い一部の人(あえて言いませんがアジアの国の人たち)が
わがままを言い出し狭い車内を仲間内で固まりたいのか
ぎゅうぎゅうな中を通せと言い出し大変だった…
バス酔いがすごくて立っていられるのがやっとだったんだけど
性格悪いので
コイツ!!!心の中で思いっきりブン殴ってやりてえ!!!!
一刻も早く!!!!駅についてお願い!!吐きそう!!!!!
お前ゲ○にしてやろうか!!!!!

とか思いつつオトナなのでなんとか耐えました(当たり前)

スイスの旅はなかなかのスリル満点でしたが
とても楽しかったです!
何もない旅の方がおもんないからね。
(私の場合結構な確率でいろんなこと起こるんだけど)

まだまだご紹介できてない旅はあるので
またのんびり書いていきます。



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