一般就労にも繋がる「自己分析」最強の3つのポイント!

就職活動の初期段階に重要で必ず行いただきたいのが「自己分析」なのですが、
「自己分析って何?」という疑問や、
「障がいを持っている自分が自己分析をするには何をどうしたらいいの?」
という不安あるのでは?と思います。
そこでまずはそれぞれに対して解説し、自己分析の効率的なやり方と、
実際にやるうえでのポイント、そしてそれをどうやって就職活動に結び付ければ良いのかをご紹介します!

*自己分析って何?*

「自己分析」とは自分を客観的な視点で見つめ、自分の嗜好性(好き・嫌い)自分の強み、弱み、向き・不向きなど、自分を作り上げている要素を明らかにすることです。
自己分析をもとにアピールポイントや、何をしたいかという目標などの情報を作り上げ、企業側にしっかりと伝えることが出来れば、企業側もあなたに対して深い理解を得られるでしょう。

自己分析は、障がい者雇用に限らず就職活動の面接では聞かれることが多い科目です。
しかし、障がい者の場合にはさらに自分の障がいについても自己分析が必要になります。
「自分の障がいの特性を理解できているか」、「仕事をする上で必要な配慮にどういうものがあって、それを自分の言葉で説明できるか」、など企業に伝えられるように一緒に見ていきましょう!

*障がい者雇用における自己分析とは*

障がい者雇用促進法が施行されたことで、社会での障がい者の活躍の場が広がりました。
しかし、まだ障がい者の就職については厳しい点も多く、障がい者自身が自分の障がいについてどう考えているかは企業側からの気になるポイントです。
障がい者を雇用する上で、企業が求めているのはスキルがあるかどうかも大事ですが、
自分の障がいを理解して、職場の仲間たちへの説明が出来る事、理解を得ることが出来るかという事をより重視しています。
自分の状態を相手に伝えることは、障がいと共に生きていくうえでは欠かせません。
自分と向き合い、自分を理解したうえでアピールポイントを探していくと、見えてくることもたくさんあるでしょう。では自己分析をどうやって進めてけばいいのか、3つのポイントを踏まえてご紹介します。

*自己分析における3つのポイント*

1.発見(自己を理解するために)
2.具体(自分の障がいについて考える)
3.整理(過去と現在から未来を導き出す)


1.発見(自己を理解するために)

自己分析をする時は、できるだけ書きながらすすめていくようにしましょう。きれいにまとめられなくても箇条書きで大丈夫なので、自分を理解する材料をとにかく並べましょう。
今の自分は、過去の自分の積み重ねでできています。なので、自分を理解するために過去の自分について振り返ってみましょう。きっとさまざまな発見があると思います!
過去の自分は何が好きだったのか?得意な事はなんだったのか?過去の自分のことを思い出したら、次は現在の自分について振り返りましょう。最近自分が力を入れて取り組んだことはなんでしたか?

過去と現在の自分が、何に取り組んできたのか、それが意味するのはあなたの価値観です!


2.具体(自分の障がいについて考える)

自分の障がいについて考えましょう!
障がいに向き合う作業は、人によってはつらい記憶を思い出すことになるかもしれません。
そのため、進め方は人それぞれで大丈夫です!
障がい受容の度合いに応じて、マイペースで進めてください。

・あなたの障がいは先天性でしょうか?それとも中途の受傷でしょうか。

・過去や現在も含めてその障がいがあなたにとって社会的な障がいになったことがありますか?あるとしたら、どのような社会障がいだったでしょうか?

・あなたはどのような努力をして障がいを乗り越えましたか?あるいは対処しましたか?
 その結果、あなたが得たものは何でしょうか?

・あなたの障がいは今後どのような影響をあなたに与えると思いますか?
 障がいによってできない仕事はありますか?

・もし障がいによって手助けが必要になったら、あなたはどのようなサポートを望みますか?

つらいところは飛ばしてしまっても大丈夫です!まずはここまで考えてみましょう。

自分の障がいとしっかりと向き合う中で、あなたでなければできないような出来事や努力が
あったのではないでしょうか?
それとも持って生まれたものと認識してきたものでしょうか?それだけでも価値観の違いが出てきます。

できるだけ具体的なエピソードを思い出しながら、自分の取った行動、そしてその時の気持ち、考え方を思い出してみましょう。そしてその経験から得たものをノートに書き出してみましょう。

ここまで進めてくるとだんだんあなたの自己PRに必要な材料が集まってきます。 その中には、あなたの持っている価値観や、譲れないことなども見えてくるのではないでしょうか。

3.整理(過去と現在から未来を導き出す)

過去の出来事を書き出したら、自分がどんな性格をしているのか考えましょう。 この時に使うと便利なのがチェックシートです。
インターネットで「自己分析シート」と検索してみましょう。
いくつかチェックシートが出てきます。
チェックが完了すると、自分の性格や特徴がわかってきます。
自分が想像したものよりも客観的な内容で見ることができるのでおすすめです!
性格を知る事で現在の自分の姿が見えてくると思います。
過去の自分と現在の自分を知る事で「未来」=「この先なりたい自分」を導き出していきましょう!

最後に、自己分析が得意な人はいませんし、自己分析に正解はありません。
自分一人ではなかなか大変そうな「自己分析」ですが、自己分析が終われば「自己PR」も作成しやすくなります。
もし自分がした自己分析結果に自信が持てないというときは、いつもあなたを見てくれている親や兄弟、友人、先生など周りの人にも自己分析を聞いてもらいましょう。
自己分析をして自分に少しずつ自信を持つことが出来るのではないでしょうか。
わたしも試しに自己分析や性格診断などをやってみましたが、こんな年になっても自分の意外な面や相変わらずダメダメな所などが再認識できて、とても面白かったです(^ ^)
それらを良い意味として捉え今の自分を肯定して、明日からの自分に希望が持てました。
ぜひ、試してみてください!

数多くある移行支援の中でも、一番会社のオフィスの雰囲気に近い事業所 「Shake Hands」は障がい者の就労をトータルで支援します。

まずは見学をするところから始めてみませんか?

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TEL:077-511-9296
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