わたしのとこのパワハラ紹介
こんにちは!
shakebenです🥂
約2年前一緒にやっていた上司の話です。
わたしにとってのパワハラに
耐えた約1年のお話です。
その人の部下はよく異動届を出したり、
退職することが有名で
数えきれない人があの人から離れました。
(1クラスはゆうに超えてると思います)
わたしがあの人の下に入ったのは
入社4ヶ月目、何も知らない3番手でした。
1つ上の先輩は上司を一言で言うなら
俺様系の綺麗好き
と言っていました。
とりあえず仕事が早くて綺麗で
本当にすごい人でした。
自分より上の人にはペコペコ出来るし
外面は明るくてよかった。
だからきっとこの人はこの会社に
い続けれるんだろうと思います。
ただ上司の問題は短気なこと。
自分のペースを乱されるとダメなこと。
コミュニケーションがとれないこと。
大前提として午前中は機嫌が悪い。
朝ごはんを食べていないからなのか
朝が弱いからなのか
理由はわからないが、毎日である。
朝は上司のが必ず早くきていて
仕事を始めている。
おはようございますと挨拶をするが
機嫌が悪いとたまに返ってこない。
でもわたしは挨拶してこなかったと
あとで言われるのが嫌で
一度は入口で、返ってこなければ
近づいてするようにしていた。
(実際に辞めてった人からも挨拶すらしてもらえないという声もある)
自分と上司、先輩の空間が生まれる。
その場でこれどうなってんの?とか
怒り出すこともあるけれど、
上司はわたしの前では叱りづらいのか
先輩を連れてお説教場所に行くことが多かった。
上司に連れられる先輩の後ろ姿は
背中から丸まっていて
見るに耐えないものだった。
先輩が怒られる理由に
わたしのことが入ってることもあり
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
帰ってきてからも機嫌が直るわけでもなく
基本的には午前中は口も聞いてもらえない。
こうして欲しいという理想があるのに
教えてくれないからいつも通りやると
やったあとにこうしてよと言われる。
話しかけてくんなオーラは誰が見ても
感じ取れるもので、
みんなわからないことがあるのに
質問できない、
そんな空間である。
勇気を出して質問して
傷つく人は多い。
お昼の時間はみんなで食堂に行く。
ここでやっと上司の機嫌がよくなってくる。
上司は高卒で若くして同期と結婚し
まだ29くらいだが2人のお子さんがいて
上の子はもう小学生である。
いつもお金がない。
正直上司は金持ちであって欲しいが
(この仕事でやってける希望がほしい)
まあ仕方ないし関係ない。と思っていたが
気持ちよく生活できないことは多々あった。
お金ないアピールするのに
飲み物とかを奢ってくる。
そんなに飲みにくい飲み物はない。
大御所含めたメンバーで
そば屋に行くことになった時は
店で一番安いものを食べていた。
店にまで来ないこともあった。
そのうちお昼ご飯も食堂にいるのに
食べなくなって、
何かお菓子とか渡しても
家族に持って帰ると食べてくれなかった
最終的にコロナが流行り出して
感染したくないという理由で
食堂にもこなくなった
食堂に来ないというのがどういうことかというと
上司の機嫌が良くなるタイミングがない
ということ。
食堂に行くタイミングまで気にしないといけないし
とりあえずめんどくさかった。
大型台風が直撃した日に
交通機関は全部止まり、
高速道路まで通行止めで
出勤する手立てはなかったけど
定時に来いの一点張りだった。
わたしはたまたま休みだったが
先輩はタクシー会社に頭を下げ
家からタクシーで向かった。
少し遅刻したがどうにか店には行けたらしい。
前日、上司とテレビで
今回の台風はとてもすごくて
橋を車で渡るのも危険だという
ニュースも一緒に見たのに
人間不信になりそうだった。
わたしの家から職場まで
車で行っても2時間近い。
タクシーになんて乗ったら
高速乗ったって深夜料金だろうし
3万で収まるかどうか。
上司は車で30分ほどだというから
タクシーなんて安易な発言するけど
仕事だから行く努力はするけど
タクシー代半分でも出してくれるのか?
出さないだろうな。
月に一度、朝市を開催していて
始発で行っても遅いと言われる先輩は
毎月タクシーで出勤していた。
本当に怖い世界だった。
のちに先輩が異動し
わたしが直下の後輩となってからは
女だから多少の気遣いはあったものの
引き継ぎに
どうして昨日は予算行かなかったんだとか
どうしてこれがこの置き方したんだとか
どうして言ったことしかやらないんだとか
今やらなきゃいけないこと他にあるでしょとか
わたしの単純ミスももちろんたくさんあったけど
それ以上にじゃあどうしたら良いの?
という答えの説明がいつもなくて
責められ続ける日々だった。
引き継ぎのメールを見るのが怖くて
一緒にいた方がましだった。
向こうの表情のわからない言葉は
全てが刃物のようだった。
休みの日に連絡が来ることもあったから
こまめにiPhoneはチェックしていた。
上司のいない日の帰り際は
ひとつひとつすべて確認しないと安心できず
作業場を何往復もして
気づくと21時なんてこともあった。
(定時は16時)
家に着くと23時、寝るのは0時過ぎ
次の日4時起床、
体も心も休まるはずがなかった。
コミュニケーションが苦手な上司は
他部門との連絡が疎かになることもあったし
それに加えて新入社員が敬語を使えず
たびたび誤解を生むから
わたしが出向くタイミングで
他部門からは叱られ、嫌われた。
上司のパワハラ以上に
店に居場所がないことが本当につらかった。
上司の立ち位置の給料は
売上予算達成も関係すると知り、
上司の暮らしのために働いてんのか
って思うと働く気力が失せた。
そんなわたしをいつも見てくれていたのは
時短勤務の女の先輩やパートさん達だった。
怒られてしょげてた日は
お昼にたくさん笑わせてくれて
休みの日や仕事終わりに
一緒にカラオケしたり飲みに行ってくれた。
異動が決まった時
パートさんは20人を越えていたけど
1人ずつに感謝のお手紙を書いた。
異動した先輩も
わたしのことを気にかけてくれて
つらいよねって寄り添ってくれた。
わたしの後からあの人の部下に
女性をつけなくなったという噂を聞いた。
後任の男性も1つ上の人だったが
着任から1年で異動届を出した。
今でもパートさんに会いたくて
たまに遊びに行く。
上司を拒絶する人も多いけど
わたしは会うことは出来る程度だ。
でもやっぱりもう一緒にはやりたくない。
新しい店の上司には
あの人みたいにいじめないよ(笑)
って言ってくれた。
遅延して遅れそうな時に
すいませんと連絡をしたら
慌てずに気をつけてきてねと言ってくれた。
その言葉に泣いた。
絶対前の上司からは聞けない言葉だった。
同じ会社にいる以上、
いつどこで一緒に仕事するかわからない。
でもわたしは優しい人たちの存在を知れたから
もうあいつには負けない。
shakeben
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