渡航前夜は眠れない
2ヶ月のフランス留学の前夜だが、小学生の遠足に対する態度が如く、高揚して眠れない。ここ数日、英語での口頭発表準備に明け暮れており、先程まで準備をしていたが、まだ完全には終えていない。そのため、こんな文章を書いて空想に逃げている場合ではなく、現実と向き合って、準備をしたいところだ(でも書く)。
先述の口頭発表は、どちらかというと参加が任意のイベントであり、「成長の糧にしてやろう」という突発的に発生した向上心により参加することに相成った訳だが、準備段階に研究で用いているプログラムに自分のミスに起因するバグが見つかり、それを手直しし、新しい結果のグラフを作り、なんとか英語で発表できる形にする、という行程をわずか3日で終えた。その際に周りの友人などには、愚痴と過去の自分への呪いを口の中で炸裂させて苦い顔をさせたので申し訳なく思う。
2度目のフランスだが、イランの近くを通る飛行機、交通機関のスト、初めての民泊と、なんだかんだで不安だらけである。やはり、高校時代に端を発した引きこもりがちな心を持ち、第2おうち速度(おうち脱出速度)が大きな値を持つ私にとっては、やはり気が重いのである。
今回の留学は、前回やった研究の内容を進めてくるということを目的としているが、今日本でやってる研究もここ数日前に白紙に戻りかけたりしたため、「こんなに時間を掛けて何やってたんだろうか」という一抹の不安がよぎったが、暫定的にはアカデミアというより企業の研究者を目指すという心持ちなので、「なんかおもろい知識が得られればいいか!楽しんでこよ〜」というユルめの気持ちでいる。
あと、大変まとまった時間を取ることができるので、「集合・位相入門」あたりを持っていって、数学をもう少し深堀りしていったり、大変優れたページなりpdfなりがネットの海に浮き沈みしているので、ガッツリ物理を勉強していこうと思っている。
とりあえず胸の内をざっと書いてみたが、やはりTwitterに記すには余白が狭すぎたのでnoteに書いた。
P.S. 私が帰ってきたときにコンタクトできる人間は、お土産の美味しいお菓子とパリであった話に是非期待してください。あと、多分向こうにいるうちはそこそこ寂しくなるので、お土産のリクエストも兼ねて、連絡ください。お待ちしてます。
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