[ワーホリ] 1年終えると変わるもの vol.2 -生活スタイル-
ワーキングホリデー1年後の変化と影響
を勝手に考察!第2弾!
前回は個人的な成長として、英語にフォーカスを当てて記事を書いてみた。今回は自分が感じた生活スタイルの変化について。
個人的な感想になるけど、結構たくさんの人がこの価値観の変化を経験するのではないかと。
それは物を多く持たなくなったこと!「ミニマリスト」には程遠いけど、物や服をたくさん持つことに必要性を感じなくなり、買い物する機会も買いたいという欲も減った!そして今自分が本当に必要なことを見極めて、それにお金を使いたいと思うようになったことが私にとってかなりの変化!
毎回何か買おうとするときは、これ本当に今すぐ必要?と、立ち止まることができるようになった。
昔の自分
他の人と比べたら、小さい頃からファッションには疎く、対して興味が湧かない分野ではあったけど、やっぱり日本、いや東京にいると歳を重ねるごとに周りのみんながどんどんオシャレになっていく。制服や当時所属していたサッカーチームの指定ジャージが楽で心地よかった。私服を着る機会があまり好きではなかったのを覚えている。しかしそんなことは言ってられない。
バイトを始めるようになってからは、とりあえずいろんなお店を周り、自分好みの服を物色したもんだ。自分のクローゼットには溢れかえる服。なんとなく目に入った服を試着もろくにせず買う。買った後、結局着るのは数回。捨てることも勿体無いと思い、クローゼットの奥の方に埋もれたまま忘れられた私の服たち。
服だけではなく、なぜか自分の部屋は汚かった。片付けられない、捨てられない、床の上に積み上がっていく物、洋服、本。片付けても片付けても、数日後には見事に元通り!!きっと頭の中もごちゃごちゃだったんだろうな、とこの文章を書いていてふと思う。
ホストファミリーとの出会い
まあそんなこんなで、スーツケースとリュックで飛び出した日本。私の無駄を全て日本に置いてニュージーランドにやってきた。
私を受け入れてくれたホストファミリーは、一目見ただけで裕福とわかるようなそんな家庭だった。そしてまさにTHE 外国のオープンハウス!という感じの家。平屋の広々としたキッチンとリビング?ラウンジ?に長〜い廊下。おまけに毎日夕日が拝めるバルコニー。こんな家に1年も住んでしまった自分の価値観が変わらないわけがない。
すぐに気がつくのは、家の中に最低限の家具以外に物がない!キッチンにはナイフとスパイスラックがポツリ。リビングにはテレビとソファ、低い丸いテーブルがドスンと中央に座り、あとはピアノがあるのみ。
もちろん棚の中に物はしまってあるけど、キレーイに整頓されていた。
感覚的には、ホストマザーが(潔癖症というより)ミニマリストな印象を受けた。
ワーホリももうすぐ終わるころ、ホストマザーのお母さんにもお世話になったこともあり、北島のハミルトンの近く、ケンブリッジという街にあるホストマザーの両親の家に遊びに行くことになった。
豪邸だった。これがあのホストマザーを育てた両親と環境か、と納得した。
彼らの家にも本当に余計なものが何一つないの。
日本の実家をつい比べてしまう。
物がありすぎて、ただで狭い家がさらに狭い、何がどこにあるのかもよくわからない。一応ありとあらゆるものがありとあらゆる場所にしまわれているだけマシかなとは思った。
彼らの家を見た時、「余計なものを持たない。」これがお金持ちのマインドか、と思った。
ニュージーランドでのワーホリ生活
ちなみに家以外での生活はどうだったかというと、ワーホリあるある、お金を節約するために食事を犠牲にする人がたくさんいるんではないかと。私もそのうちの一人。まぁ食べなくてもいっかっていう日と暴飲暴食する日。
日本での3食きっちりから、かなり食生活は乱れた。私の場合、安いという理由でマクドナルドにかなりの頻度で入り浸り、ファーグバーガー(クイーンズタウンにしかない有名な店)にことあるごとに行き、どデカいハンバーガーを余すことなく食べる。おまけにPatagonia ice creamというアイス屋に通い始め、アイスを頬張る。(←ただ単に食生活が乱れ、太ったという話)
洋服や物にかける頻度はかなり減った。1年間を通して、覚えてる限りの買い物は、多分3回程度。靴2足とTシャツ2枚くらい。あとはKマートでやっすいタンクトップ買ったの覚えてる。
髪の毛も1年間切らなかった。
でもだっれも、服装とか髪の毛とか気にしないのよ。自分より服装だっさい人たくさんいるし、その組み合わせざんしーん!っていう人たっくさんいる。誰かの服装について話してる人ってほんとにいない。もっというと、そういう斬新な服装とか色とか、褒めてるような印象の方が強い。
そういうことに気づいたら、ちょー楽になった。
私がニュージーランドで生きやすいなと感じるのはそういうところ。
今の自分
日本では服装とか、髪型に疎すぎて、自信がなかったけど、そんなのもうどうでもいいことに気がついた。こっちでたまにあるパーティとかに普段着ないようなドレスとか着れちゃうのもすごく楽しい。日本じゃ着れない。
まあ日本に帰ったらどう感じるかわかんないけど、今はとにかく服装気にしないのが私にとってかなりのストレスフリー。
そして服にお金も使わなくなって、家にも最低限のものしか置いていない。私が今お金を使うのは、毎週のレントと、毎食なるべく自炊するための食べ物と、本くらい。
家の掃除は週2日。床に物を置かない、物を買わないを徹底。
物を持たないことと手放すことの大切さを知ることができた。
物が捨てられないのは、自分が過去にしがみついていていつまでもそれを引きずっているのだと気づいた。本当に必要なものと必要じゃないものを選別できるようになったら、変えられない過去を振り返るより、いくらでも変えられる自分の未来のことを考えることが多くなった。
そうしたら人間関係もこれと同じだということに気づいた。
人間関係についてはまた違う時に書いてみたいと思う。
長くなったけど、ワーホリ1年行ったら、ミニマリストいいな。と思うようになった話でした。
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