[日常] 私のNZの暮らし方 vol.16 - ど田舎ブレナムに半年住んでわかった4つのこと -
ブレナムに引っ越してきて、あっという間に半年!
冷たい冬を乗り越え、夏も本番のブレナム。
過去3日間はかなりの猛暑で、昨日に至っては32度を記録!
ネルソンにいた時には感じなかった暑さで、夜も心なしか寝苦しく何度か目が覚めた…。
今日は、ブレナムに半年住んで気づいたブレナムの問題点を個人的な視点からお届けしたい!ちょっとブレナムのネガティブキャンペーンになってしまうけど、最後にはいい点もいくつか挙げていきたい。
私が気づいたブレナムの問題点
ニュージーランドは住む場所によって環境はさまざまで、北島・南島でも全然違う気候で、その都市によっていいところもあれば悪いところもあるのは、どんな国でもごく普通のこと。
雨が降っても濡れずにすむ家があるだけで幸せだ!と、言い聞かせつつも、ここ最近の暑さにはつい愚痴がこぼれてしまう…
といっても、日本の夏のようなひどい湿気はないのでベタつく感じは少ない。がしかし、暑い!!!
問題点1:夏はかなり暑く、冬はかなり寒い
ブレナムの地形上、周りが山に囲まれている盆地のため、夏は暑い空気が、冬には寒い空気がとどまりやすくなります。そして、海風の影響で多少の湿気もあります。
問題点2:結構な頻度で強風
職場まで徒歩20分というのもあり運転する距離でもないので、基本的に歩き、そして週2〜3の頻度でランニングをするんですが、かなりの頻度で強風な気がします。私はそこまで髪型を意識したりすることはないのですが、オシャレ女子オシャレ男子には悲報。セットした髪型は数分以内に崩れるでしょう。
私がもっとしんどいのは、ランニングで決まって向かい風になるのでタイムに恐ろしく影響します。ランニングに限らず、外に出る時はサングラス着用を推奨!!(目にゴミが入る)
問題点3:ハエ問題
夏になり暖かくなると、普通にハエが増えるのは自然なことです。がしかし!!ニュージーランドの中でも、ワインの聖地と言われるブレナムは、さらに多くのハエが発生することが問題になっているそうです。
そして悪いことに、今年はワインの売れ行きが悪いらしく、その余ったブドウが腐りそこにさらにハエがわくという悲劇が起こっています。(この前のクイーンズタウン滞在の時はハエがいなくて快適だったなぁ)
なので、ブレナムを通過する際は、ワイン購入でハエ撲滅運動にご協力をお願いいたします(泣)あ、あと普通にゴキブリも出る。
問題点4:家が古すぎる
これはブレナムだけの問題でない気がしますが、ニュージーランドには1960年代、70年代くらいのいかにもオンボロの家が普通にまだまだ残っています。(日本では、古い家でもかなり質がいいなぁと驚かされる)
家の作りはかなり古い(shonkyな)上に、昔と今の気候とはだいぶ違うため、そんな古い家は断熱効果が一切ないため(そもそも今の新しい家もちゃんと断熱材入ってる!?って感じだけど)家の中でも夏はかなり暑くなり、冬はかなり寒くなります。
今の法律では新しい家を建てる際は窓はDouble glazedと決められているそうですが、昔に建てられた大体の家はSingle Glazedが基本で壁もひっっっじょ〜に薄く、日本だったら建築基準も耐震基準も全く通らないレベル。(ちなみに日本は来年2025年の4月から、建築物省エネ法により耐震、建築の基準がさらに上がり、もう質の悪い家は建てられません笑)
そんな私の借りているフラットも、single glazed(←日本語だと何?)の窓、壁が薄い、ドアの建て付けが悪く隙間風だらけ、家の大きさの割に暖炉が超ミニ、シンクが異常に小さくて洗い物が不便の極み、水道は冷と温の蛇口が別で中間がない、トイレの水が溜まるのに時間がかかる、デカい窓があるのは良いんだけど、通行人から家の中が丸見えもいいとこ、間取りが謎、などなど問題が山積み(Landlordは特にこれらの問題に対して何もする義務はないみたいです)な家に週$500持っていかれます。
ブレナムの良い点
頑張って良い点も絞り出していきます!!
みんな人当たりがいい
ブレナムのような田舎は普通に出勤中歩いているときや、ランニング中すれ違う時に挨拶したり、何も言わなくても笑顔で頷いてくれたりすることがしょっちゅうです。
今のインドネシア人の親友も、私より少し年上なのですがたまたま向こうから声をかけてきてくれて何だか知らないけど会うたびに仲良くなっています。店に来るお客さんも、こっちから話を振ると大体個人的なニュースを喋ってきます。心が温まります!!!
フルーツファームで気軽にPYOができる!!!
東京じゃピッキングなんてできないから、すぐ近くにフルーツのファームがあるブレナムは週末の過ごし方にフルーツピッキング行こう!ってなんか良くないですか?新鮮なフルーツ食べれるなんて至福の時です!
日本人はいるはずだけど、やっぱり少ない
特に日本人が嫌いとか友達になりたくないとかではなく、むしろ友達になりやすいのは同じ言語を話したり、日本というバックグラウンドを持つ者同士の方が早いので、個人的には日本人がいると安心します。が、やっぱりネルソンにいた時に比べると日本人に出くわす回数はかなり減りました。
なので自ずと、英語を喋る機会が圧倒的に多くなり、なんか最近、英語コンプレックスが解消されてきたように感じます。
やっぱり、いろんな英語を聞いて、喋る頻度を増やすことが早く上達する一番の近道ですよね。
英語を上達させたいなら、ど田舎に行くのもアリかも!?
以上、今日の頭の中でした!!
読んでいただきありがとうございます!!