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[ワーホリ] 1年終えると変わるもの vol.3 -キャリア-

1年海外に行ったら、そのあとの自分の仕事面においてどんな影響を与えるのか、私が感じたことを勝手に考察!そもそも私はNZに行く前までは、鍼灸院を経て、整形外科のリハビリテーション科に落ち着き、鍼灸師マッサージセラピストとして、医療に携わる仕事をしていました。果たして、1年のワーホリは私のキャリアにどう変化を与えたのか、今更ながら振り返ってみたい!

ちなみに、1弾は英語にフォーカスを当てて

2弾は生活スタイルにフォーカスを当てて書いてま〜す


ということで、第3弾はキャリアにフォーカスを当てます!

1年のワーホリはキャリアに影響を与えるのか? 



私の場合は、この問いに対する答えは「No」でした!
価値観や精神的な面には大きな変化を感じたけど、ぶっちゃけた話、帰ってきて職探しをするとき履歴書にワーホリ1年行ったことを書くのは正直迷ったところ。

理由をつらつら書いていきたいと思います。

英語

まず英語面について。
私のワーホリ前の英語力は、オークランド空港で国内線に乗り換えるのにバスに乗りたかったけど誰にも聞けないから、あの距離(知っている人は知ってると思いますが)を汗だくになってカートを押して走る、ピックアップしてくれるはずの人が見つからず、そして人に何も聞けないためにクイーンズタウン空港から出れないレベルでした。語学学校の最初のクラス分けでpre intermediate classでどん底から一つ上のクラスでした。
つまり、(自慢ではありませんが)英語初心者の部類でいいのではないかと。
ちなみにその下のクラスは、elementary class。主語、動詞、名詞とかの世界(らしい)です。


そして、私の場合、英語力のテストをNZに行く前も帰ってきた後も受けたことがなかったので、自分がどのくらいのレベルの英語力があって、1年でどのくらい英語力が伸びたのかという数字的な指標がなかった!

なので履歴書には、1年ワーホリにいったという事実しか書けず、他者から見たら、何しに海外行ったんだ?遊びに行ったんか?と思われても仕方ないかな、と自分でも反省。今では”出稼ぎ”なんて言葉がありますけど、たった5年前、当時はお金を稼ぐために行くというよりかは、普通の人からしたら”仕事辞めて遊びに行く”というイメージの方が強かった感じ。


なので、英語で自分の履歴書に彩りを与えたいなら、確実に英語力のテストを受けることをオススメ!
NZやオーストラリア、イギリスなどはIELTSやケンブリッジ英検が主流。最近は、EF SET(https://www.efset.org/ja/)というサイトも人気あるらしい。無料で英語のレベルがはかれる。15分のクイックテストから90分のたっぷりテストまで。
(15分のテストはアカウント登録しなくても手早く受けられる!)
私も今度休みの日にでも受けてみようかと。(無料という言葉に弱い)


鍼灸マッサージ師として

では、本業の方にこのワーホリが強みになったかどうか?

この答えも、私的には「No」
もしかしたら、英語しか喋れない患者さんがきたときに役に立つかもしれない。と思うかもしれないけど、基礎のない英語初心者が1年で伸びる英語にはかなり限界がある。

1年行ってちょっと英語に慣れてきたかなと思ったところで帰国。ましてや、NZで日本と同じような鍼灸マッサージ師として仕事をしていたわけでもないので、問診すらもできないのが現状。まあ日本でそもそも英語しか喋れないお客さんが来るのも非常に稀。英語よりも日本語でどれだけお客さん、患者さんを虜にできるかの方が求められる気がする。

ということで、英語より医療の知識や技術の方が圧倒的に必要とされる私の職業に、1年ワーホリ行ったはなんの強みにもならなかった。


キャリアチェンジ!?

これを考えなかったわけではない。
ただ、コロナという別の問題の影響で求人自体が激減している真っ只中、なかなか仕事を見つけるのに苦労したのを覚えている。

それでも、やっぱり「1年ワーホリ行った」は職を変えるほどの自信にはつながらなかった。それで結局、リラクゼーションサロンに落ち着いた。でも自分はこの仕事が本当に好きだなって思えた仕事でもあった。

だから、自分が好きなことを仕事に出来てるんだから、無理に職を変えることもないな〜と。英語なんて、日本にいるなら自分の隠れたちょっとした武器くらいでいいんじゃないかな?と。

結論

1年のワーホリが与える影響。本当にこれは人によると思う。100人ワーホリにいったら100通りのワーホリがあって正解はない。
その人によって、性格も違うし、飛び込んでいける環境も違う、出会う人も、置かれる立場も、全く違う。
私の場合(英語初心者、鍼灸マッサージ師、ちょっと臆病でリスクをあまり犯したくない、完璧主義者)は、英語自体は1年では自分の理想とは程遠い結果に終わり、キャリアにはなんの影響を与えないまま見事に終了!チーン!
キャリアに影響を与えたいなら、それ相応の下準備が必要なんだよな。勢いで出てきちゃって、その先考えてなかった私のような人には、1年という限られた時間で"スキル"として得られるものには限界があるように感じた!


ただ!このワーホリが私の人生を変えたのは事実!

そのワーホリを終えて5年後の今、私は永住権をとってまたニュージーランドに住んじゃって、5年前には誰も想像していなかった未来にいる!
英語が1年で伸びなくたって、いいんだよ!他に大切なこと見つけたり、大切な人に出会うことだってあるから!

人生って何が起こるかわからない!だから人生は面白い!人生は死ぬまでの思い出作りとはよくいったもんで、自分が幸せならそれでいいじゃない?って。



ではまた!


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