仕事にも寸暇(束の間の自由)が欲しいなぁ

学校教育を6+3+3+4=16年間受けてきた私たちが、会社勤め人になって失われたものは数多くあるが、その中でもとくに「束の間の自由時間」について、わたしは喪失感を強く感じている。

基本的にデスクワークで、事務仕事をしていると、切れ目がない。

先程、わたしはホワイトボードに「13-14 打ち合わせ 4F」と書き残して、デスクのある3Fを後にした。

予想に反してあっさりと終わり、1時半には解散した。せっかくボードに時間書いちゃったし、お昼も食べておらず小腹が空いたので、階段を使って3Fの人間にバレないように、外に出た。そして、裏手の肉屋のコロッケを1つ買って、花壇の淵に座って日向ぼっこをしながら、それをまさにほおばってるところだ。

「こういうちょっとした、サボれる時間があったらいいのになぁ」と考えていたら、学校時代の「束の間の自由な時間」のことを思い出した。

学校では「授業の時間」の合間に、移動や転換の時間として「束の間の自由時間な時間」が存在していた。わたしはその時間、本を読んだり、宿題をしたり、あるいは友達と話したりしていた。ちょっとした息抜きというか、勉強以外のことを考えていい時間は思った以上に長く感じるものだったし、今思えば大事な時間だった。

それが今はない。デスクでおもむろに本を出して読んでいたら、多分怒られる.....

だったらこれからは自主的に、「束の間の自由な時間」を作っちゃおうかな、と小心者ながらに大胆の夢想をしたりなんかして。

日向ぼっこ兼おやつタイム兼執筆は、トータル15分くらいでやめにして、結局デスクに戻ることにします。午後も頑張りましょう。

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