留学2ヶ月半。学校辞める宣言。
学校を辞める。
咄嗟にそう言い切ってしまった。
わたしは、先週オンラインで占いを受けた。
きちんとした知識のある凄腕占い師の方をラッキーなことに、知人から紹介してもらえたので、すがる気持ちで占ってもらった。
わたしが受ける占いは、基本的に占いというよりカウンセリング・コンサルに近い。
あなたの長所はこれですね!性格はこんなんですね!婚期はいつです!
みたいな街によくいる占い師のやり方とはまるで違う。
理論立った統計学の元、自分が最も生きやすい道を提案してくれる言わば、ご教授に近い。
わたしが海外留学を即決したのも、占いだった。
そして、今回も、占いで学校を辞めるべきだと言われたため、その日に決断し、翌日学校に伝えた。
しかし、わたしの決断は一瞬にして砕けた。
それもそのはず、
学校を辞める=学生ビザが無効になる
ということなので、学校を辞めた瞬間、ここから出ていかねばならないのだ。
そんなことはできない、というか、わたしはここに移住するために来たので、そうはさせない。
現在の語学学校を卒業した後、2年以上にも及ぶcoopプログラムのため、カレッジに入学することを決めていたのだが、わたしはカレッジに行くのではなく、ワーホリビザに切り替えて個人事業主を続けながら事業を法人化し、いずれはスタートアップビザに切り替えようと思った(占いで)のだが、それもどうやら難しそう。
もう、学校辞める気満々で、占いを受けた翌日には、アイアムハッピ〜〜〜!!なんて言って浮かれてたのに、また絶望の縁に追いやられてしまった。(上げて落とされるほうが辛い)
どうして、ビザはこんなに複雑で厳しいんだ……と嘆きながら、COOPプログラムのコース変更で妥協し、無難な永住権取得コースを目指すか、ワーホリビザに切り替えて現地で職を探しつつ起業に掛けるか、で発狂しそうなくらい悩んでいるところだ。
占い師によると、わたしのポテンシャルなら起業で成功できるし、国際結婚の可能性が高いので、永住権は問題なく取得可能だと言う。
そして、わたしは組織に向いていない人間で、孤独を貫くことでしか生きられないとはっきりわかったので、学校生活でのコミュニティを完全に諦めていいとも判明した。(これはかなりの救い)
せっかくカナダに来たんだから、カナダらしいことをしなければ!!!
外国でしかできない経験をするには、友達を作らなくては!!!
と変なことで焦っていたが、それらの考えは全て捨てて、起業に振り切った方が未来は明るいらしい。(自分でもそう思っていた)
とにかく、わたしの頭はビジネス脳で、お金に関する勘が鋭いため、そっち方面でしかこの能力を活かせないので、学校に通っている時間が勿体ない。その時間をMBA取得に使い、少しでも起業に近付けた方が効率的だ。と言われたので、確かにな……と深く納得してしまった。(チョロい)
確かに大学卒業までに、多額の資金を貯め、それに加え数百万の整形をし、毎日精神を削りながら合わない大陸日本で1人で働いていたわたしは、どう考えても、金を稼ぐことだけは長けている。(それ以外何もできない)
でも、それを活かすにはカナダに移住して、合う大陸効果を全面的に活用しながらビジネスをするべきと言われ、そのために留学をした。
元々、雇われるのが向いていないことは自覚していたので、大学時代から個人事業主として働いていたが、それも自分に合った働き方だったから上手くいったのであって、もし雇われとして働いていたらこんなに稼げなかっただろう。
占いで人生を決めるなんて馬鹿げてると思われるかもしれないが、わたしにとって、占いは人生の指標であり、近道なのだ。
少しでも早く自分の理想の未来を手に入れるべく、課金してショートカットをして、確実に生きやすい方向性を選んでいる。そんな感じ。
だから、今回の学校を辞めるという選択も、ビザの関係で難しいかもしれないが、何とかして別の方法を探しクリアしたい。
わたしは辛い日本での経験を経てカナダに来たので、もう何でも乗り越えられる。そう思えるまでに強くなった。
全然できないと思っていた英語も、今では90%近い成績を収め続け、クラスアップは確実にできるから安心して!とアドバイザーに言って貰えるまでになった。(全く成長の実感はないし喋れないし自信は皆無)
こうやって、こつこつと積み重ねていくしかないんだなとわかっていても、課金して近道を欲しがるのが、せっかちで焦りがちな自分らしい。
でも、日本にいた時と比べて、遥かに精神状態は安定したし、何よりも負の感情が減ってきた。
絶対に自分の力で未来を変える。
やりたいことは自分で掴み取る。
そう決めて国外逃亡したわたしにできないことなんてないと信じたい。