永住権
ニュージーランドはなんだか居心地がいい。
時間がゆっくり流れている。通勤電車に乗ることもない。
どうせなら長く滞在したい。
と感じた。
日本ってこの先どうなるんだ?
平和ボケしている間にご近所さんがミサイルでも打ち込んでこないか?
本当に打ち込んできたアホな国もあったので、
あながち予想は間違っていなかった。
就労ビザも更新しないといけないし、
どうせなら永住権でも申請してみよう。
それまでにもリサーチしていましたが、
いろいろと大変なんです。
弁護士さんを通して申請するとスムーズらしいですが、
費用もかさむので自力で申請してみました。
現在の制度とは少し違うのですが、
自分が永住権を申請した2001年はポイント制。
日本での学歴、職歴、ニュージーランドでの職歴、
そして、年齢、これ大事です。
更に、ニュージーランドで仕事があるか、すなわち
「ジョブオファー」、これもとても大事です。
基準のポイントを満たしていれば、申請は可能。
実際に永住権がおりるかどうかは審査次第ということです。
幸い日本で大学も卒業していたのでポイント獲得。
日本での職歴もあったのでポイント獲得。
年齢もポイントが一番高い年齢だったのでラッキー。
もちろんジョブオファーもあったのでポイントゲット。
あ、英語力が・・・
英語能力も必要なので、規定のレベルの英語資格を持っているか、
持ってない人は、永住権を取得後にちゃんと英語の勉強をしますということで、授業料としてのお金を事前に納めなければいけません。
ただし・・・
1年以上、現地の企業で就労していて、規定レベル以上の英語力を有していることを会社が証明してくれれば、規定の英語資格を保持していることと同等と見なす、ということで、会社にレターも書いてもらって準備完了。
一番面倒だったのは、なんだろう・・・?
大学の卒業証明と成績証明を取りに日本に一時帰国したことか・・・
今ならネットで取れるのかな?
更に大学の卒業証明をニュージーランドの大学卒業と同等の資格があると、
教育省に証明してもらわないといけない・・・
費用もかかるし結構めんどう・・・
こちらも無事完了。
今はオンライン申請がメイン
当時は朝から移民局の前の行列に並んで申請。
申請と言っても、受付担当に書類を手渡しするだけ。
でも質問もできて、その場で回答をもらえることもあるので
この時代も悪くなかった。
移民局で申請を済ませたが、
数週間後に書類が足りないということでレターが届いた???
そんなはずはない、
教育省からの証明に必要事項が記入されてない??
それは教育省のミスだ!
いや、ちゃんと記入されている。点線の枠の中に記載があるじゃないか!
ちゃんと見てよ担当官!
また書類を持って移民局へ。
こんなレターが届いたけど、ここにちゃんと記載されてるし、
担当者にちゃんと伝えて欲しい、と強気にクレーム。
はい、最初の申請から4週間後にパスポートが戻ってきました。
ちゃんと永住権のステッカー付きで。
とりあえず最初は2年間の仮永住権。
1年目の6ヶ月以上、2年目の6ヶ月以上をニュージーランドで過ごせば
2年後の更新時には、更新いらずの永住権、「インディフィニット」の
ビザがもらえます。
今ではかなりハードルが高くなってしまった永住権。
お金では買えない、宝物です。
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