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大脱出。

父は今よりもう少し髪が薄くなって、ゆくゆくは白髪の頑固ジジィになるんだろうなと思っていたら、足掻いたが帰って来ること無く亡くなった。

義母は私が何か物を盗むんじゃないかと、私に聞こえるように『通帳とか、見えるところに置いてない? 何かなくなったものはない? あの人はウチに幾ら入れてるの?』としきりに息子に聞いていた。  そして、私の私物を全部捨てた。

私のパートナーは自分の感情を全て表に出さないと気が済まない性格で、他人を下に見る。                太っているなど他人の悪いところを言わないと気が済まない。          自分は悪くないと思っている。     メガネと財布が見当たらなかった時に                 『返せよ!! 泥棒!』        と言われ泣いたし、それ以来彼のものは預かりたくない。


私のまわりには、パワハラ、モラハラ星の方々が多く、この度母までもがそこに加わってしまった。            元を正せば、私がそうだから『類は友を呼ぶ』のかと思ったのだが、ほんの2週間ほど前に周りの人達が嫌だなぁと思ってしまった事があり、そうなってしまった私に待っていたものは『謎の激痛』だった。  しかも髪の毛(笑)          髪に触れるだけでこんなに激痛があるものなの!? これって本当に髪が痛いの? 状況が飲み込めなくて、頭皮が痛いに違いないと思いたかったけど、やっぱり痛いのは髪の毛だった(笑)

『嫌だなぁ』と思った事が解決したら  知らない間に痛みも無くなったけど、そこで気づいたのが私の人生って一回しかなくて、どこで捨てたってやり直しはきかない。諦めたら諦めただけのものしか手にできない。               最近そんなの嫌だなと思うようになった。もちろんストレスを感じるほどではないけれど、もっと自分のやりたい事やったり、嫌なことにわざわざ立ち向かわなくても、たまには逃げたり、大きな声にビクビクしなくても、 今、私は関係ない。    という気持ちを持つ事。        好きな事して、失敗して、そこからさらにいろんな事ができるようになりたい。  


臆病な自分から抜け出す事はものすごく大変で、本当はこの場にとどまって    『怖い事はヤダ!!!』        って思いながら生きていくのが楽なんだと思う。怖い事なんて立ち向かわなくていいし。でも、その人生には何もないし、このまま子供を授かる事もなかったら、私にとって、つまらない一生になってしまう。 流石にそれは嫌なんだよね。

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