「平成36年まで有効」

運転免許証の更新に行って来ました。
大学卒業間際に取得したきり、運転をしていないので当然ゴールド。(これからもするつもりはないのでいっそプラチナとかにしてほしい)
窓口で3000円を支払い、誘導されるがまま視力検査と写真撮影を澄ませます。ちなみに私は常日頃から眼鏡をかけて生活しているのですが、光が反射するからという理由で裸眼での撮影となりました。眼鏡の有無で人相が違いすぎるので、これはこれで証明としてはNGなのでは？と思いましたが…。何より眼鏡を外すように指示してきたおじさんの「顔が寂しくなっちゃうけどね(笑)」という台詞が頭から離れません。私にあとほんの少し理性が足りなかったら、げんこつを喰らわせているところでした。

いよいよ講習です。優良なので30分。始まる前にSDカードなる、何やら利権の絡んでいそうなカードの勧誘がありましたが、説明するおじさんの「スー↑パー↓ゴールド→」という独特なイントネーションに気を取られたので、内容は一ミリも覚えていません。
10年選手のペーパードライバーなので、講習内容もどこか他人事にしか思えず、事故の事例を聞けば聞くほど「絶対に運転しないぞ」と一層車離れを加速させたのでした。

短いようで長かった30分をやり過ごし、お待ちかねの免許証受け取りの時間。
相変わらずゴールドが輝いているぜ、と有効期限欄に目をやると、そこには「2024年(平成36年)まで有効」の文字があるではないですか。
4月頭に新元号が発表されたのに、平成。存在しない平成36年の表記なんですよ。思わずインスタにあげてしまいました。

平成36年より、隣で気味悪い笑みを浮かべている裸眼の自分を幻にしてほしいものです。