無職の分際でゲームにハマる。
私は今、完全に、どうしようもなく完全に、無職です。
どれぐらい無職かと言うと、去年5月に退職したっきり働いていません。
当然ろくな収入もなく、かろうじてあったなけなしの貯金を崩して生きています。毎日「いい加減働かないとなぁ」を繰り返すだけで、これといってアクションも起こさない。それぐらいどうしようもない無職です。
さて、無職にも唯一平等に与えられるのが時間です。
当然まともな社会人であれば、それを労働なり勉強なりに充てるのでしょうが、いかんせん金もやる気もございません。
目の前にあるのはスマホとタブレットとPC。
今の時代、これさえあれば無料で(通信費はさておき)遊べちゃうんですよね。
そんな訳でハマっているのが、「PLAYER'SUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS (通称PUBG)」です。ちなみにモバイル版。PC版はmac非対応なのでできませんでした。
ゲームのルールはいたってシンプル。
限られたフィールドに100人で降り立って、残りの1人になれば勝利です。私はビビりなので、ソロではほとんどやっていません。4人1組ルールばかりやっています。
銃で撃ち合いするわ、バールで殴られるわ、車で轢き殺されるわ、正直なところ、もし親の立場で子供がこのゲームにハマったら、あまりいい気はしません。wifiのパスワードを変えます。私はいい歳こいた無職なので問題ないですけどね。
とはいえ、そんなバイオレンスなゲームでもほっこりすることもあるのです。
それは先週のこと。いつも通り全く知らない人とチームを組んだんですが、その中に台湾の男性がいましてね。このゲームは、プレイヤー名の横にどの国の人か分かるように国旗が表示されるんですよ。で、私の日本の国旗を見て、彼がVC(ボイスチャット)でカタコトの日本語で話しかけてきてくれたんです。私は賃貸住みで遅い時間だったので、普通のチャットで対応したんですけど。
日本語で話しかけてくれたのもすっごく嬉しかったんですが、
「日本?女?」
『はい yes』
「お〜、何歳?」
『33』
「お〜、女の子」
これだからやめられねぇんだ、このゲームは。
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