ポンコツ上司
会社が形成されていくごとに、業務の縦割りが始まるとともに、縦割りもできてくる
ほとんどの会社がそうだ
横:部・課・チーム割
縦:部長・課長・チーム課長(取締役はまた事象が違うので)
最初は何となく、声の大きいA君、仕事ができるBさん、面倒見のいいCさんを部長におこうと検討する
組織・社風文化によってどんな人が上長に適しているのかが変わる
それは、以下の3点ある
①ピラミッドヒエラルキー型
完全軍隊式の会社、某通信会社や某営業会社が多い旧日本的な会社
命令系統がはっきりしていて、上下がはっきりしている
こういう会社では業務を完全に理解し、数字とりだけでなく、明確な指示を出さないといけない
非常にスムーズに動きやすいが、後継者を育てるのには苦労する
昇進には、上の見様見真似で動ける事や上長との仲の良さが大いに影響を与える
縦社会で生きてきた or 生き抜くのがうまい人はフィットする
融通が利かないことがおおく、横展開の多いビジネスをしている会社には不向きなのが難点
②フラット型(または、フラスコ型ともいう)
これは言うまでもない、超エリート会社
みんな有能、みんなスーパーサイヤ人
プレーヤー以外は事務員さん的な感じ
一点集中でドカンと金字塔を立てられるが、スケールしない
少数の投資会社やスモールビジネスに多い
③台形型
縦社会と比べ、上長の数が多い会社
複数事業を行っていたり、業務レベル感が同じような人が集まっている組織にはもってこい
ピボットがしやすく、決裁権限も分散しているため、有能な人が集まっていればいるほどこの組織がフィットする
選手層も暑いので、どこかが欠けても組織内の再編がしやすい
この組織は基本的には弱肉強食
上長が必ずしも教えられるタイプでないときは悲惨
成果が出せれば上に行けるが、きちっと1から教えないとできない人には厳しいかもしれない
ベンチャー・スタートアップに多いかもしれない
しかし、この組織は面白く上下関係が一概には言えない
上長がポンコツだと悲惨と先ほど話したが、ポンコツの方が周りが頑張り超成長してしまうこともある
逆に、①のようななんでもやってしまう上長は結局周りに期待していないので組織が成長せず苦労する
以上
①ピラミッドヒエラルキー型
②フラット型
③台形型
これだけではないかもしれないが、もし他の考えがあればディスカッションをしたい