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【つれづれ日記】「明日死ぬかも」と思って仕事をする

決して悲観的な話ではないです。


ボクは新卒で正社員として就職したが、その後いろいろあって派遣社員としていくつかの会社を渡り歩いてきた。
派遣社員とは正直「いつか居なくなる」人材だ。
ひどいところになると、「昨日まで普通に出社していた人が今日突然バックレた」なんてこともあった。


そんな環境を目の当たりにして、正社員時代に当たり前だと思っていた「終身雇用」という制度が実は当たり前では無いんだということに気付かされた。
そうすると、「自分も明日にはここに居ないかもしれない」「上司も明日には来ないかもしれない」なんて思うようになった。

不思議なもので、そんな風に考えが変わると「自分がいなくなった後のこと」「上司が居なくなったときのこと」に自然と目が向き始めるのだ。


あなたは今、自分の仕事を突然後任に引き継がないといけなくなったとしたらその準備ができているだろうか?
ボクの見てきた感覚からすると、正社員歴が長い人ほど「自分しか仕事内容がわからない状況」になっているのではないだろうか?


ボクがこの日記で言いたいのは、「自分が明日死んだとしても残された人が困らないような準備をしよう」ということ。
そして、「上司が明日死んだとしても大丈夫なように学ぼう」ということ。
この意識をするようになってから、周りの評価も上がったように思う。


ボクは「自分が明日死んだ」としても、後の人が80%くらいはやっていたことを理解できるように仕事のマニュアルなりフォーマットを作っている。
そして、「上司が明日死んだ」としてもある程度困らないように積極的に仕事を覚えてきたつもりだ。

実際、自分の手持ちの業務を急遽後任に引き継ぐこともあったが、過去に作っていたマニュアルを渡して1回説明するだけでだいたい終わらせることができた。
時間のある時に準備していたおかげでバタバタせずに済んだのだ。


また、この意識を持っていると「その気になればいつでも辞められる」という気持ちになれる。
責任感の強い人ほど「自分が辞めると周りの人に迷惑がかかる」と思いがちなので、この対策はオススメだ。
そして、「自分が死んでも会社は簡単に潰れない」ということをここに申し添えておく。


「明日死ぬかも」と思って仕事をする。
もしあなたが「今の会社、仕事に縛られている」と感じているならば、一度試してみてはいかがだろうか。

意外と気が楽になるかもしれない。


お酒が入っているのでちょっと散文気味。

今日はこんなところで。
では!

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