【つれづれ日記】「選ばなかった方の未来」とは永遠に比較できない
「あのときああしていたら」の先は存在しないんだ。
人生は選択の連続です。
ボクも日々迷うことばかり。
先日も転職エージェントからの求人のご紹介を断りましたが、「もったいなかったかな」と思い返したりしています。
その求人は東証上場の大企業から。
提示年収も上限だと現職の役員クラスです。
IR情報を見ても財務優良、平均年収も高い。
転職すればまず間違いなく生涯年収は上がるでしょう。
一方で想定されるリスク。
新しい環境に馴染めるかどうか。
企業風土が合わなかった場合、収入以上のストレスを抱える羽目になりかねません。
また、求人情報から残業はかなり多い様子。
収入よりも時間の自由を選んだボクが、今になってその残業に耐えられるのか。
そして大企業の悪い慣習として多いのが派閥化や自由度の低さです。
人間関係がギスギスしていたり、上司に意見をしてはいけないような社風の場合にも苦痛が増すかもしれません。
それに、ボクは今の職場が嫌いなわけではありません。
むしろかなり自由にやらせてもらっていると実感しています。
ただ、いざというときに会社はボク自身を救ってくれないだろうと思っているだけです。
何かがあったときに今の会社にしがみつかなければいけないような状況にはならないようにしようと心がけているので、リスクヘッジとして転職エージェントに登録しているのです。
なので、今のところ転職するつもりは無いのです。
しかし、それでも「もし転職していたら新しい世界があったのかもしれない」という気持ちは拭い去れないのです。
そもそも転職希望を出したところで採用されるかはまた別の話なのですが。
こうして「もし転職していたら」なんて考えは正直に言って無駄です。
その転職が成功したか失敗したかなど、実際に転職してみなければ分かりようが無いのですから。
未来の可能性は無限大と言いますが、選ばなかった方の未来は存在しないのです。
なればこそ、自分が選んだ方が正解だったと言えるようにしていくしかありません。
たらればの話をするよりこれからどうするかを考えましょう。
今のキャリアを突き詰めれば、今後今回以上の選択肢が出てくるかもしれないのです。
・・・とはいえ、そう割り切れないのもまた人の性。
転職で成功している自分を夢想するくらいは許してください。
今日はこんなところで。
では!
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