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どうやったら「優しい時代」にできるか

近くに行きつけの呑屋がある。
常連たちが通う店で、いろいろな人に出会える。
なんの話からそこへたどり着いたのかすっかり忘れてしまったが、
北海道の植松努という人のことを聞いた。
うちに帰ると、その人のスピーチの動画がLINEに入っていた。

とても心に残るすてきなスピーチだった。
その動画は9年も前のものだったが、すごいインパクトがあった。
夢のこと。出会いのこと。やってみること。
足りないから助け合うこと。夢をかなえるためのアイデアを考えること。
みんなぶっつけ本番の人生なんだから、失敗して当たり前。
失敗しないように教える教育って変。
夢をつぶすような教えで、みんな安定を求めるロボット人間になってる。
で、この先は仕事が減り、その仕事も優秀なロボットにとられてしまう。

私たちは今、初めて人口減少という局面を経験しはじめている。
これまでの教育で教えてきたのは「安定」を土台としたものだった。
でも、これからはそうではない。
仕事は自分でつくるもの。二番煎じではだめ。
二番煎じはよりいいものか、価格が安くなければ勝てない。
そうではなくて、必要なものを仕事にするのだ。

ロボットにないもの—―それは優しさ。
そして、優しさは「優れた」ものでもある。
アトムは優しいロボットだった。
ターミネーターは最後に優しさを学んだようだった。
この先、優しい時代になればいいなと思う。
どうやったら「優しい時代」にできるか。
社会を会社を育てていくには、
協力する仲間をふやし、
「こうしてみたら?」と知恵を出し合って、
より多くの可能性に向けて、
今から、ほんの少しでも、そちらに向かっていけたらと考えた。

新しいWillを授けてくれた友だち、ありがとう。


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