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教育学部なのに就活するの?

こんにちは。しゃわです。

ようこそセプテンバーさん。

9月というと、RADWIMPSよりEarth, Wind & Fireが浮かぶ私です。


さて、今日はちょっといつもと雰囲気変えて、真面目なことを。



1.大学3年生って一番遊ぶ時期じゃん

自分の情報をどれだけ公開すべきなのか、というのもnoteをしていて難しいことですが、

私はもうすぐ社会人、ということで、実は就活を経験しています。

でも、私、実は教育学部なんです。

だから、正直就活なんて必要ないと思ってました。

大学3年生の4月なんて、「大学3年生って一番遊ぶ時期じゃん」って本気で思ってました。

だって1,2年生で先輩の姿見てるから、遊び方も知ってるし。

海外に行くチャンス、旅行に行くチャンスなんて来年からのことを思うと、3年生が一番遊べるんじゃないか?


でも今思うとそれは違ったし、私は運が良かったなぁってしみじみ。

まず「就活の話聞いてみない?」と誘ってくれる先輩がいたこと。

スケジュール感が分かったし、教員でも就活の過程を踏むべきだ、と考えることができた。

そして、コロナ禍で外に遊べる環境がなくなったこと。(これは運良い!とは考えづらいけど、捉え方によっては…って感じだ)

遊べないので、嫌でも今できることを考えたら、やっぱり就活が一番効率よかったのだ。

あと、兄が民間就職をしていたから、肌感覚の情報が入ってきやすかったこと。

「お前、インターンとかって夏にあるんなら、春から始めなきゃ間に合わないだろ」

おっしゃる通りでした…

これらを総じて、やっぱり今思うけど、教育学部は就活をしたほうが良い。



2.教育学部だから「こそ」就活

なんで「教育学部」をこんなにプッシュするのかというと、

教育学部=教員になる、という構図が当たり前になっているからだ。

教員になることを望んできている学生が多いのは確かだし、周りの教授も「教員になって欲しい」と思うから、良い教員になるための情報をたくさんくれる。

学生は「よし、教員って(タイヘンだけど)いい仕事やな。がんばろ!」で、

教授は「教員志望が増えたら大学の実績にもつながる!」で、

win=winの関係。

でも、でも。

ちょっと立ち止まって、考えてみてほしい。

他の学部はどうだろう?

経済学部は、当たり前のように民間就職、だけど、どんな仕事が向いているか、どんな仕事がやりたいか、を考えて決めなきゃいけない。

だから自己分析して、就活する。

工学部は、当たり前のように院進学が多い、だけど、一定数企業に就職する人もいる。きっと研究を続ける必要性と他にやるべきこと、やりたいことの天秤が後者に傾いたからだと思う。

だから、自己分析して、必要に応じて就活する。

これは工学部の人は無意識に行っているように感じる。


さっきから「自己分析」を連呼しているが、これをすると、いろんなことが見えてくるのだ。



3.自己分析なんてうさんくさい自分 vs. 自己分析は必要だと思う自分

なにせ、教育の畑出身です。

自己分析なんてうさんくさい!

私はお金とかそういうのじゃなくて、子どもたちのための仕事がしたいんだ!

誰かが喜ぶ姿を見たいし、自分のおかげで誰かが前を向けた、ということがあったら嬉しいし、そういうことをしたいんだ!


そんな考えの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

なにせ、自分がそうだったので、笑

その気持ちめちゃくちゃわかるというか。


でも、教員の仕事って、当たり前だけど、辛くて大変なこともあるんです。

どの仕事もそうだよね。

その

大変なこと、と、それでもやりたいこと、の天秤をかけて、

後者が勝った仕事を「やりたい仕事」と考える。

これはみんな無意識に行っていて、取り組んでいることだと思う。

でも、その天秤の傾き具合を考えた時、

自己分析って大事だと思った。

自己分析は、簡単に言えば、自分が今まで無意識にやってきたことに「なぜ?」と問いかけまくって、自分の本心や性格や、こういうことやってみたいんだ、とか、そういうのに気づいていく作業。

「どちらかといえばやりたい」より「ものすごくやりたい」の方が良いじゃないですか!

辛くなった時に、もうひと踏ん張りできるか、は、この天秤の傾き具合にかかっている、って、

そう思いませんか?

教育学部の人は「なんとなく」「教育学部入ったから」「他にやりたいことがないから」「教員を目指しやすい環境があるなら」「向いていると言われたから」という感じで教員を選ぶ方が結構多い。

だからこそ、「自分はこういう人間だから、教師」「自分はこういうことをしたいから、教師」「自分はこういう人間になりたいから、教師」という理由付けを、

言語化して、

自分にも相手にもわかる状態にすることは、大事だと思ったんだ。


そうしたら、最初は「うさんくさかった」自己分析が、それを進めていくうちに「すごく必要なもの」という感覚に変わっていった。

そうして私は、

教育現場をハード面から変えていきたいな、と思うようになり、

そういうことに関われる民間企業へ就職したい、と考えるようになっていったのです。



4.Twitterの世界は広い

私は念願かなって自分が行きたいと思う企業から内定を頂くことができたため、この大学4年生の時間を大切にしたいと考えるようになりました。

教育の現場のために、とはいえ、来年からは現場から遠ざかる。

当事者意識を持ち続けるためにも、内定いただいた=就活終わり、と考えず、就活の延長線上として、ある種「視座の高い自分磨き」のためにも、Twitterを始めることにしました。


ここからは、就活とは切り離して話します。

ここまで書くと、なんかめちゃくちゃ意識高いように感じますが、本当にそんなできた人間ではないので、(笑)

私は「これは将来のために必要だよなぁ」と思ったことをやるようにしています。


自分はTwitterを始めてから、世界にはこんなにも視座が高くて、面白い考えを持っていて、それを実行している人がたくさんいるんだ、と知りました。


就活を意識して、自己分析を初めて、自分が本当にやりたいことを考えていなかったら、今頃どんな選択をして、どんな職に就いていたのか、と考えると、それはそれで面白そうですが、

なんだか今の方が、わくわくや意志が強く存在していると思うので、このまま頑張り続けていこうと思います。



5.教員だとやりたいことができないのかな?

最後に、

自分は教育学部で民間企業に行く決心をしましたが、

「教員だとやりたいことができない」というふうには思っていません。

なんなら、いつか教員になるのもいいな!と割と乗り気で思っています。


私の場合、最初に就く職業としては、今の内定先の方が向いている、と自己分析や他の人の話を聞いたりしてみて思ったのです。

そう、教育学部の場合、先輩の話を聞く、というのもなかなか難しいですよね。

教員志望なら、聞きやすいとは思うけれど、土日の部活の時間を考えたら聞きにくい、というのもあると思うし、

そもそも民間企業に行っている先輩に話を聞きたい、と思ってもそういう人ってなかなかいない。


教育学部に特化したものに関しては、教育関係者向けコミュニケーションサービスCATALY

それ以外の学部の方で、広くいろんな業界の方にお話を聞くのであればMatcherを使うのはおすすめです。

どちらもOBOG訪問アプリとして活用していました。(母校出身者に限らず全国の方と連絡が取れます)


現在社会人の先輩方のお話を聞くことは、自分のやりたいことの現実性や方向性を見きわめる上でもすごく有効だと思います。



6.なるようになる

今日は、自分の過去を振り返ってみようと思い、

就活についてなんかいろいろ書いてしまいましたが、

結局のところ、まあなるようにしかならんのです。

なるようになる。

これは私の兄の口癖ですが、

無責任のように思えて、的を射てるなあとしみじみです。


私は、表立って前向きに活動することも好きですが、

陰でこそこそ好きな漫画やアニメなどを見て五感を震わすことも好きなので、

なるようになるから、ま、いっか!

ぐらいの気持ちで、日々色々やって生きております。笑


なんだか真面目に語り切ってしまいました。

それでは、今日はこの辺で。

しゃわ

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