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冤罪のない社会の実現ってなんだろう


ドラマ「エルピス」と

NHKスペシャル「未解決事件 松本清張と帝銀事件」を観終えて

冤罪の構造を思う

改めて
「冤罪を無くする運動を主催する事業」ってなんなんだ
(私がこの活動をすると決めた時のフレーズ)

時代背景を伴った社会の構造や大きな権力のもとで
息もできないくらい押しつぶされそうになりながら
人々が次々にバトンを渡しながら
お互いの顔色を伺い合いながら
作られてしまうのが冤罪なのだとしたら

一市民ができることって一体なんなんだ


それはあなたがやることじゃないんじゃないですか
本当にやりたいことはもっと違うことなんじゃないんですか
「冤罪」というワードは無くした方がいいんじゃないですか

という言葉を
さまざまな人から何度も言われてきた


でもそうではない
そうではないんだよ

私は知りたい
生涯かけてでも
この謎かけの答えを


いつも深いところで自分に問いかけている
「冤罪」を無くする運動ってなんだ?


私が知っているのは
ヨーガの真実

人の内側には内なる平和が宿っている、ということ

その真実と
冤罪という事象を
繋いでいくことはできないのだろうか


冤罪の被害者も
冤罪の加害者も
犯罪の加害者も加害者家族も
被害者も被害者家族も

内なる平和からは離れてしまわざるを得ない人が圧倒的に多いだろう
(そしてその体験から悟る人もいらっしゃる)

(当事者の方々の傷が少しでも癒えていけるようなお手伝いは準備ができたらしていきたい)
(もう少し時間がほしい)


今できること、そしてこれからもずっとしていきたいことは
市民への働きかけ

一人一人の中に
自分に対して貼っているレッテル
人に対して貼っているレッテル
人から人へのレッテルを見て(あるいは見て見ぬ振りをしていることについて)どんな認識なのか

それを眺めることが
社会で起きている冤罪(レッテル貼りを含む)に気づける自分になる一歩となる


もう一つ大切に思っていることがあって

自分が真に深いところにある内なる平和と繋がった時
「安心」に包まれ
生まれ持った使命を生きる「勇気」が湧いてくる
その「勇気」に従って自分の意思で行動をすることができる

「安心」と「勇気」を
その人自身が実感できる場づくり、環境づくりを
していきたい


「冤罪を無くする運動を主催する事業」ってなんなんだ

私はこれからもきっと模索し続ける
自問自答し続ける


それでも行き着く答えは
変わらないのかもしれない

「人の内側には内なる平和が宿っている」

(西宮さやか / 代表理事)



現在、「ヨーガ・音楽・アートで自分を見つめ癒していく Healing Space」というプログラムを毎月第四日曜日16:30〜18:30にオンライン(zoom)で開催しています。
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ほーっと、ひと息ついて、心が落ち着くところに落ち着いていくのを眺めていく。

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