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全ては自分が選んでいると認識しよう!


何かトラブルが起こったり、不都合な状況になると誰かのせいにしたくなりませんか?あるいは、誰かの言った言葉を状況によって都合のいいように解釈し、相手のせいだと憤る。

//人のせいにする人は、2通りあるような気がします//

一つは、他人を責める被害者。もう一つは、自分を責める被害者。

他人を責める被害者タイプの人は、
「認められたい」「尊敬されたい」という承認欲求がとても強く、バカにされたり低く評価されることをとても嫌っている。

根底にあるのは、自分に対する無価値感で、自分自身に価値を感じるために“相手や何かに勝つ”ことが必須となります。

そのため、トラブルが起こると自分が正しいことを示さずにはいられず、攻撃的になって自分は悪くない、相手のせいでこんなことになったとなるわけです。

自分を責める被害者タイプの人は、「自己嫌悪」や「罪悪感」を抱えて生きている。
自分が悪かったのかもしれない、自分のせいでこんなことになったと考え、自分を責めながらも状況を変えようとはせず、誰かにあなたに責任はないよと言ってもらいたがっている。実は被害者意識が強くこれ以上自分を苦しめたくないために、同情や共感してくれない人に対しては途端にわかってくれないとバリアをはり、自分の殻に閉じこもってしまう。誰かに守ってもらいたいという欲求が強いタイプ。

//責任逃れをしていると自分に自信が持てない//

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この2つともどちらも人のせいにしている『被害者の生き方』をしています。

自分の身に起こったことが自分以外の人のせいだと主張するなら、
相手が加害者で自分はいつも被害者ということになります。

誰かせいにすればするほど、自分の被害者意識を強め、自分への信頼を失っているのです。

悪いのは相手だと言っている限り、状況を変化させられる力が出てきません。

「私がすべてを選んできた。この状況をよりよく変えるために、私は何をするべきか?」
このように責任を引き受け、主体的に考えることで現実を変える力が生まれます。

責任逃れの考え方はこんな言葉遣いにも表れます。

「~~しなければならない」「~~すべきである」

この言葉遣いは、「やらされている」という意味を含んでいます。

誰に何を「やらされてる」のでしょうか?

誰も何も強制していません。

すべてのことはあなたが自分で選んでしていることです。

実は私は、前までこんな風に思っていました。
「今日は業務が忙しく、顧客が書類を時間までに送ってこないせいで、早く帰りたいのに残業しなければならない。顧客のせい、こんな顧客を私につけた上司のせい。私は早く帰りたいのに!」

本当は、自分が選んでこの会社に入り、周囲の評価を落としたくないという自分の理由で残業をすることを選んだにも関わらずです。

残業する痛みよりも周囲の評価が下がることのほうが痛かったからです。

そして鬱々とした被害者意識を持ってよくない精神状態になることを選んでいたわけです。こんな風に生きている限り、自分で人生を選んでいるという力強い感覚が出ませんし、自分への信頼を感じることもできませんよね。

この自分への信頼がなくなるということが、責任逃れな生き方がもたらす最大のデメリットです。
間違いなく自分自身に起こっていることはすべて自分が引き起こしています!

自分のすべてに責任を持つ。自分がしていることはすべて、
自分の理由でしているということを自覚するように努めてみてください。

私は、すべては自分が選んでいると考えるようになって、イライラが激減しました。とっさにあれこれ言い訳が出ることもあります。

でも、言い訳したり、誰かのせいにしようとしている自分がいるとすぐに気付けるようになったのです。

これは大きな進歩です。おかげで自分の選択をコントロールできるようになったのです!

自分に自信を持って望む人生を自らの手で作るためには、
自分がすべてを選んでいるという認識が、どうしても必要なことに思います。

勇気をもって、被害者の場所から抜け出してみませんか?

何か嫌なことが起きたとき、自分がこれを選んだのだ、だが、自分にはここから状況を変える力がある!と一呼吸おいて自分に伝えてあげてください。

始めの一歩を踏み出そう‼

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