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顔の痙攣がウォーキングでよくなった話
2~3年前からか、ある不調に悩まされるようになった。
なぜか顔の左半分がふいにぴくぴく痙攣する。
まったくの不随意で、前触れなく起こり、自分の意思ではコントロールできない。
はた目にもはっきりとわかり、オットに「目の下が痙攣しているよ」と指摘されたりしていた。
痙攣しているあいだはその自覚があり、とても不快。
たとえるなら、耳鳴りがするときのような、地味ながら確実にQOLが削られる不快感だ。
インターネットで調べてみると、中年の女性に多いという「片側顔面けいれん」の症状に当てはまっていた。
軽症の場合、対処療法としてボトックス注射をして痙攣を抑える。
重症の場合、開頭手術をして顔面神経が、動脈などの血管や動脈瘤などによって圧迫されている部分の圧迫を取り除く、という。
えええ、怖い。
ボトックスも気が進まないし、ましてや開頭手術もしたくない。
症状を軽減させるために、なにか自分でできることはないだろうか。
老化にともない血管が顔面神経を圧迫して「片側顔面けいれん」を引き起こすのだとしたら、血流を良くしたらいいのではないかとふと思いついた。
老化現象に抗うには血流がカギだろう、と。
そこで、かねてから週に2~3回30~40分程度やっていたウォーキングに、もっと真剣に取り組んでみることにした。
雨が降ったり、どこかに出かけているなど時間的・物理的に無理なときを除き、毎日約1時間速足で歩くことを自らに課した。
暑さが死ぬほど苦手であるにもかかわらず、真夏でも夕方から汗だくで歩いた。
はたせるかな、気づくといま「片側顔面けいれん」の症状はまったく出なくなっている。
素人考えでやってみたことだが、効果てきめんだったようだ。
というわけで、一個人の体験談でしかないけれど、同じような症状で悩んでいるかたは、もし試せるならば試してみてはいかがだろう。
ちなみに、黙々とひとり歩くのは楽しくないので、携帯でラジオを聞いたり、音楽を聴きながら歩くのがお勧めである。
オーディブルで本を聴きながら、なんていうのもいいかもしれない。
どなたかのお役に立ちますように。