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セルフトラッキングのことはじめ #1

私は、昔から日記を書きたいという気持ちが強かったが、日記を書き始めてはやめるということを何度も繰り返してきた。
初めのうちは気持ちの整理のためにその日あったことや感じたことなどを文章として綴っていたが、漠然と何か違うと感じて結局すぐに辞めてしまうのだ。しかもひどい三日坊主だ。
それでもまた日記を書きたくなって・・・そんなことを繰り返していくうちに日記はテンプレート化され体調、食事の内容、その日の天気、起床時間などを入力するだけに至った。

3年ぐらい前だろうか、ある日何かの記事で私はセルフトラッキングという分野の存在を知った。
世の中にはQuantified Selfだとか自己の定量化だとか、そういった分野があり近年少しずつ注目を浴びているらしい。
私が求めていたのはきっと定量化だったんだ!霧が晴れたようなスッキリとした気持ちになった。

なら日記帳である必要もないし、文章である必要もない!
晴れ晴れとした気持ちで私は日記という概念と別れを告げた。

よしセルフトラッキングをしよう

でも何に?どうやって?
そもそもひどい三日坊主なのだ、記録をとるために自分が何かするのすら面倒だ!
習慣化づけるにはできるだけハードルを下げる必要がある。・・・できるだけ自動化したい!

さも今セルフトラッキングを始めるような書き方をしているが、定量化という概念を知ってからすでにおおよそ3年経っている。その間三日坊主の壁に阻まれ続けられていないのだ。

だからこその自動化である。いかにして、何もしなくても済むようにするか。
自動化の道はきっと険しい。

これから先、noteではセルフトラッキングの試行錯誤を記録していこうと思う。
(とはいえ何度も言っている通り、三日坊主なので続くかどうかは怪しいが)


何のために記録をとるのか?

日記を書いているときは、色々考えていた。
自分の成長を可視化したい、心の整理のため、客観的に自分を見たい、無駄な1日を過ごさないため・・・どれも日記を書いたところで何か効果があったようには感じなったのだけれども。
幅が広がりすぎても続かないとこれまでの経験上感じているので、とりあえず健康面に重点を置いて記録をとっていこうと思う。
慣れてきたら記録する内容を増やしてけば良いだろう。

何に記録するか

私が今まで記録しようと思い、そして失敗してきた記録は以下の通りである。

・起床時間
・就寝時間
・食事の内容
・体重
・体調
・天気

最近はこれに加えて水分量も記録したいし、座っている時間も記録したいと感じている。

今まではEvernoteに記録していた。がグラフ化とかできないし、データベースを作って見たこともあったのだけれどもなんだかんだで面倒だ。
私はiPhoneとApple Watchを所持している。iPhoneのヘルスケアは記録したら勝手にグラフ化もしてくれるし良いかもしれない。
天気は記録ができないが、そもそも記録しなくても気象庁に行けばデータがあるので問題ないだろう。
果たしてヘルスケア一本で絞れるだろうか?もう少し細かく見ていく。

起床/就寝時間

これはヘルスケアで問題ない。

よくないことだが、私は寝る直前までiPhoneを触っているので就寝時間に関してはかなり正確な時間が取れる。
問題は起床時間である。いつかのアップデートから二度寝しても記録が取れなくなってしまった。目覚ましを止めた時間が起床時間になってしまうのだ。
できれば寝ている時に腕時計をつけたくないし、枕元に機械類を置いておきたくない。
人感センサーをどこかに少し遠くに置いて、自動的に記録できないか?目下一番の課題である。

食事内容

ヘルスケアでは食事の内容を記録できない。
栄養の記録はできるが、晩御飯にたこ焼きを食べたという情報は残せない。
でも一年後に夕食何にしようと悩んでいる時、献立の参考にしたいので料理名は記録しておきたい。
しかも料理名を自動で記録するすべはない・・。
リビングの天井にカメラを仕込むのは私の住宅環境では現実的ではない。
どれだけハードルを下げても自分で記録するという点は回避できなさそうだ。
今のところ特定の時間にショートカットを実行して自分に入力させ、自前のデータベースに送るのが一番マシなアイデアである。


体重

体重計に乗ったら勝手にヘルスケアに登録されるのが理想である。
しかし私が購入した体重計は、体重計に乗った後にアプリを立ち上げないとヘルスケアに反映されなかった。
アプリを立ち上げるというワンアクションはとてつもなく面倒だ。・・・体重計に乗るだけでも面倒だというのに。
何か回避策を考える必要がある。
体重計とアプリ間はBluetoothで連動している。このBluetoothをラズパイなんかでキャッチしてDBに記録できないだろうか?
iPhoneは特定の時間になったらショートカットを実行することができるのでDB>ヘルスケアの記録はオートでできそうだし。
私の持っている体重計のAPIが公開されていれば良いのだけれども・・・・・・。
これも今後試行錯誤していく課題の一つである

体調

ヘルスケアでは一部記録ができない。

自分が感じる体調は自動で測れない。
食事内容同様に今のところ特定の時間にショートカットを実行して自分に入力させ、自前のデータベースに送るのが一番マシなアイデアである。


水分量

これはヘルスケアで問題がない。

1日に取らなければいけない水分量はちょっと多め見積もって1.5ℓ、一回に摂取できる水分量は200。
つまり最低7〜8回は飲まなくてはいけない。
食事中3回、おやつどき、お風呂前、寝る前だと足りない・・2時間に一回なら足りそうだ。

コップ置き場を決めておき、重量センサーを用いて特定の重さ以下になればコップいっぱい分を飲んだとみなし記録する・・というのを今のところ考えている。
が、作るのがちょっと大変そうだ。NFCタグを用いて一杯飲んだら読み込む、専用のアプリを使う?どれも自分のアクションが一回挟まってしまう。
良い方法がないかこれから考えていきたい。

参考:http://www.j-sda.or.jp/learning/kashikoku/kashikoku-p02.php

座っている時間

Apple Watchのスタンディング時間で妥協するか、自分が普段仕事で使っている椅子に何か仕込むか?
デスク周りに人感センサーをおくのも良いかもしれない。
これもこれからゆっくり考えていこうと思う。


今回のまとめ

概ねヘルスケアでまとめられそうだが、食事内容などヘルスケアでは記録できないものもやはり存在してしまった。
DBとヘルスケアの両方を使用することにする。
記録したい内容はセルフトラッキング初心者といった感じがしてとても良いスタートが切れそうだ。
次はそれぞれの項目の、もう少し具体的なトラッキングの方法や実際にトラッキングした結果について書いていきたいと思っている。

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