バスケットボールに関する勝敗要因〜シュート確率・得点〜
私の人生のアイドルは間違いなく、Kobe Bryantです🏀
2006年1月22日(日本時間23日)のラプターズ戦での伝説となる歴代2位の81得点を記録した時、私は大学生でした🏫
当時のケータイでその情報を知り、人前はばからず「うわっ」と叫んだのを今でも思い出します。
個人成績で1番目立つのは、やはり得点ですよね(^^)
それでは、、、
今回はバスケの勝敗要因、「シュート確率」と「得点」編です🏀
いきなり話は野球から⚾️
プロ野球だと打率3割のバッターって凄いですよね!?
どのくらい凄いのかと言いますと、
2019年ペナントレースの3割バッターは以下の選手(+近藤健介(日).302)だけです
それでは、チーム打率でいうと
セ・リーグ(中日が1番;.263)
パ・リーグ(西武が1番;.265)
一番左の「打率」のところを見ると、セ・パともにチーム打率は3割以下ですね
薄々気づいてはいると思いますが、バッターはほぼほぼ打ってませんね。
どちらかというと、ピッチャー優位、つまりディフェンス側が優位なスポーツだといえます⚾️
では、本題のバスケはどうかというと、というのが今回の1つ目の項目
FG%(フィールドゴールパーセンテージ:シュート確率)で、勝利となる基準値は47.4%だそうです!
ゴール下も3Pなどのロングシュートも含めてこの数字
皆さんはどう感じられます?
私は少し高めだなと感じました🏀半分近く決めないと勝ちは近づいてきません😗
このデータからはバスケは(僅差ですが)ディフェンス側がオフェンス側よりも(どちらかというと)優位なスポーツとも言えますし、
また、捉え方によっては、攻守はほぼ対等のスポーツであるようにも感じられます
これはバスケをしている人ならば、感覚は人それぞれなのかもですね
続きまして、敗因をとなりうるFG%
これは勝ち負けの基準が接近しているので、微妙ですが、相手をこのくらいのFG%に抑えたら良いよ!というのは、43.4%が基準のようです
このFG%の項目から、(ざっくりですが)1試合でFG%が50%を超える試合はほぼ勝ちますよねってことです!
少し余談ですが・・・
昨今、バスケは3P多投の時代です。20年以上NBAを追いかけてきた身からするとずいぶん様変わりしたもんです。
今では、3Pラインよりずっと遠くから放つディープスリーをいとも簡単に決める選手がいたり、4Pを作った方が良いんじゃないか!?との議論がなされるほど
そんな中、昨シーズンのNBAのチーム成績は、
全チーム載せられなくてすみません💦
一番上の段FGのその下「率」という項目から下が、各チームのFG%です。
一番高いウォリアーズで49.1%ですね。(偶然にも、前シーズン優勝したラプターズは47.4%とこの研究論文と同じ数字)
その他にもこの表からは、3Pの確率やフリースローの確率、全体のシュートのうち3Pの割合などが読み取ることができますので、暇な時ににらめっこしてみて下さい😁
お次は、得点についてです🏀
似たようなグラフが続いていますが慣れてきたでしょうか?
この研究によると、1試合78.8点取ると勝ちに近づくようですね。
少なーい❗️との声が聞こえてきそうですね。。。
やっぱり日本人の得点力は低いなと感じた方もいるのではないでしょうか?
そんな方は以下の表をご覧下さい。昨シーズンのユーロリーグの各チームの平均得点です(文字が小さくてすみません🙇♂️。ハ○キルーペのご準備を💦)
ユーロリーグで一番得点を取っているチームでも、87.27点ですので、この数字だと日本と大差はないかと思われますね。
現代のNBAだと、100〜110点は当たり前ですが、
これもエンターテイメントを追求したNBA独自の様々なルールが関与しての差と言えるのではないでしょうか。
そして、相手をどのくらいの得点に抑えると良いかというのが、、、
76.4点のようですよ♫
各チームでクォーターごとの得点、失点に明確な目標を立てる事は必要であり、それはこの指標を元に考えるのも面白いかも知れません
この結果から踏まえると、冒頭のKobeは(国際ルールならば)一人で勝利に導けるくらい点を取りまくったのが、あの日の夜だったようですね🏀
少し長くなりましたm(._.)m 終わりです!!
今回もバスケットボールをされる方々に些細な指標の提示となりますように🙏
次回は、③ディフェンスリバウンド獲得数と⑥リバウンド獲得率を取り上げます