キューバ旅行記
葉巻、クラシックカー、モヒート、キューバンジャズ。奴隷貿易時代、スペインの重要な中継地で社会主義。人々は陽気でオードリー若林も行った憧れのキューバに行ってきました!
キューバ一人旅の備忘録です。
準備が大変
キューバへ行くにはたくさんの書類を集める必要がありました。これがすごく大変だったんですね。必要なのはざっと以下の書類です。
ツーリストカード(ビザ)
ホテルの予約証明書
海外旅行保険証明書
アメリカB2ビザ(アメリカ経由で行く場合)
ツーリストカードは大使館に申請に行ったのですが、本当に「ここ本当に大使館なん?アパートの一階の調剤薬局か!」というくらい小さく、部屋にカウンターが1つ質素にあっただけでした。
ホテルの予約証明書もbooking.comとかExpediaが使えればいいんですが、アメリカとの不仲の影響で掲載がなく。。。しかもネットもあまり発達していないので掲載されている数もそこまで多くなく、ここも大変でした。
また、アメリカを経由してメキシコ→キューバというルートが最安だった(重要)のですが、1月からキューバ渡航歴のある人はEstaが使えなくないということをたまたまtwitterで発見し、観光ビザ(B2)を取得しに行きました。発券に5日くらいかかるし、その間はパスポートが手元から消えるし、手続きはめんどくさいし、本当にめんどくさかったです。
とはいえ、キューバへの熱は冷める事なく着々と準備をしていきました。
いざ、キューバ
成田からロサンゼルス、メキシコシティを経由してキューバのハバナへ行きました。できるだけお金のかからないようにして片道8万円ほど。
自己乗り継ぎだったのでちゃんと乗り換えできるか?入国審査や税関で引っかからないか?不安だったのをよく覚えています。実際には特に問題なく、あっさりと通過できました。
成田→ロサンゼルス 9時間 (隣の大阪人バックパッカーの話し声がうるさかった)
ロサンゼルス乗り継ぎ待ち 7時間 (思ったより汚いし過ごしにくい、物価が高い)
ロサンゼルス→メキシコシティ 4時間
メキシコシティ乗り継ぎ待ち 10時間 (寝るスペースもなく非常に辛い時間)
メキシコシティ→ハバナ 3時間
ざっとこのような移動だったのでもうヘトヘトのヘトヘト。
やっとの思いで着いたハバナ空港の外へ出ると、東南アジアのようなムワっとした空気と匂いがしてどこも同じような匂いなんだなと感じました。
初日・カサのクリスティーナ
タクシーで運転手に行き先を伝えて、カサという民宿まで行きました。
「普通は青い看板があるんだけどな…」と思いましたが、どこにも看板はなく、周辺をウロウロしていると立ち話中のおばさんが「何しているの?」と声をかけてもらいました。
「このホテルを探しているんだけど」とスマホを指さして出川スパニッシュで伝えると知っているのか電話をかけてくれました。
カサは、本当に古いオートロック付きの5階建てアパートの一室のような感じでとてもわかりにくかったです。
恐る恐るインターホンを鳴らすと、「Ola!」とおばさんが鍵を開けてくれました。
カサのオーナーはクリスティーナというおばちゃんで一人運営していそうな感じでした。英語はほとんど話せず、「窓は開けても誰からも見えないよ、トイレは鍵が壊れているから札を裏っ返してね、シャワーはこれがカリエンテ、これがフリオだよ、etc…」とオールスパニッシュで部屋の説明をしてくれました。
キューバでの両替は空港のレートが悪いのでカサのオーナーにしてもらうと良いとネットで見たのですが、カサではできませんでした。代わりにどこでできるか聞くと、「Telcelという通信会社のところでできるから行ってきなさい」と教えてもらいました(結局できなかった)。その時に、吊り目をするジェスチャーで悪い人もいるから気をつけてねと言われました。
僕がほぼスペイン語を話せなくて、時々呆れ顔をされましたがそれも良い思い出です。
クリスティーナは毎回、家を出るときコーヒー淹れてくれるし、帰りのタクシーも覚えててくれるし、最終日朝5:30に家を出るときも起きててくれて、優しかったです。そういう優しさに気づいてもっと感謝を伝えられるようになりたいなと思いました。
Sho--!!と部屋から名前を呼んでくれるのもお母さんぽくてよかったです。
帰り際、スペイン語もっと話せるようになりたいと話したら、「日本語とスペイン語はmuy diferenteだからね」と言っていました。
ハバナ旧市街街歩き
広告がない
キューバ広告がありません。広告がない街はうるさくなくて落ち着いている反面、どれがなんの店なのかとてもわかりにくいです。それがすごく独特でおもしろかったです。
ハバナ旧市街街歩き
広告がない
チェンジマネー?
いつでもどこでも音楽が流れている
バーに入る
どこもかしこもチェチェチェ。
コロニアル
クラシックカー
広告がない街はうるさくなくて落ち着いているけど、どれが何の店なのか分かりづらい。 それぐらい特殊な街でまさに異国感が今となってはとてもおもしろかったなと思った。
社会主義キューバ
社会システムで感じたこと
2024/5/11
下書きで熟成させてたこの記事を発見したので公開します。
頑張って描いておけばよかったとめっちゃ後悔してる。