ごみ収集アルバイターの一日
わたしは1月からごみ収集車に乗って街のゴミを回収するアルバイトをしている。
この記事ではゴミ収集アルバイターの1日を紹介したくなったので、淡々と書いていく。
ゴミ収集アルバイターの朝は早い
ゴミ収集アルバイターの朝は早い。
集合は7:20なので、それに間に合うようにすると起床は、5:30。
カーテンを開けると朝焼けが綺麗。
どうせ汚れるので顔を少し洗い荷物をまとめたら準備は完了。寝癖もなおさず、ニット帽を被り、air podsを耳に垂らして家を出る。
お気に入りの曲を聴きながら、電車に揺られて清掃工場を目指す。
出勤、あいさつバトル
7:20に無事に工場へ到着。
「おはようございまっす!」
誰にも負けない声を出して事務所に入って名札を裏返す。
ゴミ収集の職員の方々は、ペーペーの僕にも本当にみんな気持ちがいい挨拶をしてくれる。挨拶では負けたくないのでこちらもでかい声で挨拶をして挨拶マウントをとる(ということを心掛けている)
いざ、街へ
8:05、今日一緒にゴミを回収する職員さんを確認して業務開始。
「はい。これでジュース買って」
なぜかは知らんが、職員100%飲み物を奢ってくれる。
この文化はいつ始まったんだろうか?
あと、自販が安い。ポカリが100円。
「おはざいまーすっ!お願いしまーすっ!」
ゴミを回収する職員とは別に運転手がいるのでまたでかい声で挨拶してゴミ収集車に乗り込む。
街を駆け回る
現場に着いたら作業開始。ひたすらゴミを拾って、ゴミ収集車に投げ込む。
※ゴミの集積所には大きく分けて3種類
・一般的なには緑のネットがかかった集積所
・ボックスと言われる、鉄の箱にゴミを入れるタイプのやつ
・個別と言われる、各が家のまえにちょいデカめな箱を出しておくやつ
自分がやってる区では、個別が多いので、とてもめんどくさい。個別が多い区域はやはり大きな家の金持ち地帯が多い。
これが結構いい運動になる。あと、おばあちゃんとかに結構挨拶されたり、「いつもありがとうございます」とか感謝される。他には、保育園児に「がんばれー!」と応援されたり。
こっちはバイトでゴミ回収してるだけなのに、いいバイトだぜ全く。
あと、「人の腕とか、見ちゃいけないものゴミ袋に入ってたらどうしよう。。」とか妄想しながらゴミを積む。
ゴミ収集車がゴミでいっぱいになったら工場に捨てに行く。確か1t~2tくらいかな?集めたゴミを捨てる場所は馬鹿でかい落とし穴みたいになってて、久々に興奮した。捨てる場所の見た目はエヴァのこんなところに似てた。
収集して、捨ててを3〜4回繰り返して午前の作業は終了。
長すぎるの休憩
休憩は大体11:00~13:30。長すぎ。この時間も給料出るのどーなってんだ。
近くに業務用スーパーがあるので、50円くらいのおにぎりとカプラを買って昼食を食べる。
あとはスマホいじったり昼寝したりで時間を潰す。Wi-Fiが事務所にないことだけがこのバイトの唯一の欠点だ。
午後の作業
午後の作業は1時間くらい。午前の作業が終わればほぼ終わったようなもんだ。
たまに老人ホームのゴミの回収があるとちょっとだるい。
ゴミには主におむつが入ってるので臭いし、重い。
「俺もいつか老人ホームに入らなきゃいけない日が来るのかもな...」ということを考えながらゴミを積む。
風呂の時間だ!
2:40くらい。午後の作業が終わって、就業時間(15:55)まで時間を潰すことになる。
このバイトのいいところは、最後に風呂に入れること。
汗かいて仕事した後の風呂は格別だ。
「いつからゴミ仕事の後はみんなで風呂に入るようになったんだろう?もしかして江戸時代か?」
とか考えながら湯船でぼーっとする。
作業着とか諸々洗濯に出したら適当にスマホいじって時間まで待って退勤
「お先でーす!!」
総括
ゴミのバイトは本当に最高なバイトだ。
メリットがこんなにある。
・実労時間は短いのに日給1万というぶっ壊れ具合
・みんないい人(ジュース毎回奢ってもらえるから)
・風呂に入れる
・地域の人に感謝される
・普段パソコンばっかいじってるからいい運動になる
デメリットは「おむつが臭い」くらい。
気が向いたら次は治験バイトについて体験記を書こうと思う。ではまた。