特別企画3 家訓"街道歩き鬼十則"(2023.02.19改訂)
街道歩き好き一族、"内田家"の将軍と四天王が、街道を歩く中で学んだ教訓を、"街道歩き鬼十則"と称しまとめました。完成版は永遠にできる事はなく、時代の流れと共に変化していきます。
2022.07.03
1.報告会
街道歩き好きの内田家のメンバーは、其々の街道歩きの報告を内田将軍に行い、優・良・可の判定を授かる、秘密の会を季節ごとに実施しています。
定例会場は、東海道品川宿から徒歩10分の高輪の住宅地の中にある隠家、高輪蕎麦茶房。
2.本日の発表者
次の4名が発表しました。
東海道を江戸から歩いてる久家さん
中山道を江戸から歩いてる大谷さん
東海道を京から歩いてる東さん
水戸街道を歩き終えた樋口(online)
判定史上初の評価"良"を久家さんが獲得し、会場のボルテージは最高潮に。
初参加メンバーとして、サウナ仲間で街道未経験の大高さん、遠州から次世代を背負う二十代のホープ矢部さんが参加。
3.街道歩き鬼十則
報告会の後の意見交換会で、前々から話題に上がっていた、街道歩き鬼十則を協議する事に。時代の変化に応じ適宜修正を重ねるという事で、以下の内容に本日合意致しました。
一. 挨拶先にすべし
街道で訪れる道筋は、住民の庭と同じ。
お邪魔してますの気持ちを、先に伝えるのが街道歩きの基本的なマナー。
二. 時々振り向くべし
30分に最低1回は振り向く習慣を付けると、全然違う風景と出会えて、街道歩きが倍以上楽しくなります。
三. 日の出前に立つべし
遅く出て後悔する事があっても、早く出て後悔する事はありません。山登りと同じで、早く出て早く終えるのがベスト。
四. 階段あらば昇るべし
神秘的な階段を見たら、迷わず昇る事をお勧めします。この一歩が、忘れられない想い出を、高い確率で創り上げます。
五. 店に出逢えば入るべし
飲食店が少ないエリアでは、少し早くても、好みでなくても、そこに店があれば迷わず入る事をお勧めします。
六. 急ぐ旅は一人で立つべし
ついつい仲間と歩きたくなるものの、計画的に歩きたかったら、ぐっと我慢し、こっそり歩くのも、街道歩き処世術。
七. 親父に道は覚悟をもって聞くべし
親父に道を聴くと、適当な案内に余計な話が付いてきて、先に進め無くなります。道案内はご婦人が的確です。
八. 事前調査を怠るべからず
事前調査を怠ると、名所旧跡を見落としたり、思わぬ峠道に計画が狂ったり、大きな後悔の念に苛まれます。
九. 山の日没侮るべからず
山間部の街道の日没は、予報時間より1時間早いと思い行動しませんと、街頭もない漆黒の闇に一気に飲み込まれます。
十. 天気に期待するべからず
日本は3日に1度は雨の国。街道歩きは行軍なり!雨で歩かぬ理由無し!故に天気予報はみる意味無し。
今後改訂版が出た場合は、都度note上で更新します。